閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「妖星ゴラス」(1962)

【DVD発売中】

70点70
重力が地球の6000倍の黒色妖星・ゴラスが地球に接近し、地球と衝突するまで、あと2年。道は二つ、“ゴラスの軌道を変えるか、地球が逃げるか“だ。人類は後者の道をとり、南極に巨大なジェット噴射口を作って、40万キロ地球を移動させようとするが……。壮大なストーリーを映画化したSF大作だ。この映画が製作された前年、ガガーリンを乗せた初の有人人工衛星が打ち上げられ、世は宇宙時代に突入。それを反映してか、物語もハードSFとして緻密に練りあげられている。東宝お得意の怪獣は、南極の基地建設を妨害するマグマが登場するが、全編のなかでは添え物といった感じで、この作品の見どころは、異常気象によって水没する世界の国々や、500坪にわたる壮大な南極セットなど、そのミニチュア特撮にある。“怪獣プロレス“ものと違い、日本では珍しい破天荒なストーリーとSFマインドを併せ持った特撮映画として、再評価が望まれる作品である。

あらすじ

一九八〇年。富士山麓宇宙港から、園田艇長の第一回土星探検宇宙船隼号が離陸した。ロケットが火星軌道を通過した時、地球からの通信が新しい星の出現を報じてきた。これは地球の六千倍という怪星で宇宙学会はこの新星をゴラスと名づけた。突如、ロケットは何ものかの引力に引かれた。地球では「土星探検の隼号遭難」の新聞記事が人々の目をうばった。隼号のゴラス調査報告はゴラスが、今の状態で進んでくると地球に衝突する恐れがあると警告した。国連はゴラス対策に本腰を入れ、日本政府へ鳳号をゴラス調査のため派遣するよう要請してきた。今や地球を救うにはゴラスを爆破させるか地球が逃げるか、二つに一つだった。宇宙港では南極大陸に原子力ジェットパイプを並べ66億メガトンの推力機関が計画された。ゴラスは流星を吸いとり刻々と近づいてきた。ある日推力機関センターで突然震動がおこり恐竜が出現した。この怪獣のため七十二時間の空費をつくってしまった。やがて強風にうなりを発する東京タワーはすでにその四分の一を水に浸していた。−−地球の危機。だがその時原子力ジェット・エンジンが動き出し、地球はゴラスの軌道から逃れた。ついに科学が勝ったのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1962年
製作国 日本
配給 東宝=東宝映画
チケット 前売りチケットを購入する