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「猛吹雪の死闘」(1959)

【DVD発売中】

90点90
カルトな人気を誇る石井輝男監督の初期作品。雪山を舞台に強盗犯と山岳ガイドの死闘を描く、スリリングなアクション快作だ。雪崩でフィアンセの千代子を死なせてしまった過去を持つ山岳ガイドの五郎。ある日、彼の前に千代子そっくりの女性、昭子が3人の男とともに現れ、五郎に山越えのガイドを頼む。だが、3人の男は逃亡中の宝石強盗で、昭子は人質だったのだ!強盗団の一人を演じた菅原文太の若さあふれる悪役ぶりも見もの。

あらすじ

登山口にあるスキーハウス「麓」。この小屋の娘千春は、一級の免状を貰ったら冬山の指導員になるつもりだ。粕谷五郎は、学生時代にオリンピックに出場したことのあるスキーの名手だったが、フィアンセの千代子を雪崩で失って以来、山の遭難防止に挺身している。一人で山小屋生活を送っている熱血の山男だ。スキーハウスの片隅で何かコソコソ相談しているのは、菅野・大平・峰山の三人。五郎が山を降りて来たのを知ると、連れの女昭子にめくばせし、××越えツァーのガイドを頼んだ。五郎は彼らのような軽装では無理だと断わりながらも、昭子が千代子に瓜二つなのを見て呆然とした。翌朝、千春が目をさました時、側に寝ていたはずの昭子の姿が見当らなかった。五郎は一人で出発しては危険があると思い、伝書鳩を飛ばして町と連絡を取ろうとした。と、菅野らが鳩を奪いとり、山を越そうと先を急ぐのだ。五郎は昭子を探し出すため滑降していった。崖下で倒れている凍死寸前の昭子を発見した。意識の回復した昭子から、三人は宝石強盗団であり、自分は逃避行の道連れにされたのだと聞いた。五郎は千春の身を案じて、山小屋にひき帰した。彼らは五郎に拳銃をつきつけ、××越えに出発した。途中、足をすべらし倒れかかった大平におどりかかった菅野は、大平から宝石を奪うとクレバスの底に彼を突き落した。夜が明け始める頃、一行は××まで五キロと書いてある道標にまでたどり着いた。道案内もこれまでと、菅野と峰山は五郎に拳銃をつきつけたが、昭子が身をおどらせた。菅野と峰山は断崖に墜落した。千春の急報で駈けつけた捜索隊によって、重傷を負った二人は逮捕された。五郎と千春は昭子を連れて山頂に登り、朝日が昇った山々に向って、“ヤッホーッ”と無事を喜び合った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1959年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 75
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