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「ピクチャーブライド」(1994)

65点65
日系3世のK・M・ハッタ監督の家族のルーツをもとに、アジア系アメリカ人の女性スタッフが描く愛の物語。20世紀初頭、見合い写真だけで結婚を決め、ハワイに渡った日本人花嫁(ピクチャーブライド)の愛と苦難の日々を綴る。1918年、両親を亡くした16歳のリヨは、ハワイのサトウキビ畑で働くマツジと見合い写真のやりとりだけで結婚を決め、ハワイへと渡った。だが、彼女を待っていたマツジは父親ほども年齢が違っていた。その日から夫と過酷な労働が始まる。日本に帰りたい一心で畑仕事をこなすリヨだが、同じ畑で働くカナと親しくなり次第に頑なな心もいやされていく。そんなある日、農園の現場監督の不注意で発生した火事にカナが巻き込まれてしまう。困難にも前向きに立ち向かう主人公を工藤夕貴が熱演。1995年サンダンス・フィルム・フェスティバルでは、ドラマ部門観客賞を受賞した。

あらすじ

1918年。ハワイ。横浜で両親を亡くした16歳のリヨ(工藤夕貴)は、写真花嫁としてサトウキビ畑で働く中年男マツジ(アキラ・タカヤマ)と結婚した。長年一人身ですごしたマツジは、ハンサムだった20年前の写真を彼女に送っていた。騙されたと怒るリヨは初夜から彼を彼に抱かれるのを拒んだ。翌朝から激しい農作業に駆り出された。リヨは金を稼いで日本に帰ろうと決意し、親友になったカナ(タムリン・トミタ)の紹介で洗濯の手伝いもはじめ、自分で金を稼ぎ始める。カナの夫カンザキ(ケイリー・ヒロユキ・タガワ)は魅力的な男だったが、辛い日々から酒に溺れ、カナを殴ったりしていた。マツジはリヨとの満たされない生活の中で賭博にも手を出すようになっていた。そんな矢先の風の強い日。現場監督の不注意で、畑の火事が発生。カナと赤ん坊が犠牲になった。これを機に横暴な現場監督に抵抗するため、ストライキが計画される。マツジはリヨにも寄付を要求するが、リヨは日本へ帰るための資金を惜しんで出し渋る。「どうして自分から逃げようとする?」と怒るマツジ。リヨはある晩、初めて自分の両親が肺病で死んだことを告白した。マツジはショックを受け、床の中で初めてリヨから触れられても身を引く。絶望したリヨはストライキ資金を持ち出して家を出る。海岸をさまよう彼女の前にカナの霊が現われた。カナは彼女に日本に帰ることの空しさを教え、ハワイで生きなさいと告げる。家に帰るとマツジは彼女を待ち続けていた。翌日は雨。リヨはマツジに抱かれ、二人はようやく夫婦として生きようとしていた。 【キネマ旬報データベースより】
原題 PICTURE BRIDE
製作年 1994年
製作国
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