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「緋牡丹博徒 一宿一飯」(1968)

【DVD発売中】

80点80
シリーズの生みの親ともいうべき鈴木則文が監督したシリーズ第2作。恩義ある戸ヶ崎一家が、農民を困らせる笠松一家のために全滅したと聞いたお竜は、戸ヶ崎一家・二代目を助けるべく一路四国から上州へ。悪らつな笠松一家に殴り込みをかける。

あらすじ

明治十七年秋。上州の農民たちは、高利貸倉持に収穫物をカタに取られ困っていた。倉持がことあるごとに農民に襲われるという事態が起り、戸ヶ崎組が乗り出して農民をなだめる一方、戸ヶ崎の舎弟分笠松一家が事態収拾にあたった。そんな時、笠松の賭場では、艶気をふりまき、背中に弁天の刺青を入れたおれんが、胴元を危うくするほどつきまくっていた。そこで笠松は戸ヶ崎の客分緋牡丹のお竜に応援を頼んだ。お竜は見事な手並みでおれんに勝った。一方、笠松はひそかに倉持と結託、上州一帯の生糸の総元締会社設立を図っていた。この計画を察知した戸ヶ崎は、農民に犠牲を強いる笠松のやり方に怒り、笠松一家に殴り込んだ。その時は、お竜は戸ヶ崎のはからいで四国の熊虎一家を訪ねていた。戸ヶ崎が殴り込んだことをお竜はそこで聞いたが、戸ヶ碕一家は笠松一家によって全滅したのだった。お竜は急ぎ上州に戻ったが、そこはもう日の出の勢いの笠松一家の勢力圏になっていたのだ。後日のことを考慮した戸ヶ崎によって彼の娘まちと結婚して戸ヶ崎組の跡目を継いだ勇吉は血気にはやって殴り込んだが、逆に私刑を受ける有様だった。お竜はそんな勇吉を何かと助けていたが、関八州の親分の一人宮内がその後楯となってくれた。一方笠松は邪魔なお竜を消そうとして襲ったが、一匹狼周太郎に阻まれた。しかし、笠松にはもう一つ企みがあった。戸ヶ崎組の経営する郵便馬車の権利を手に入れることだった。笠松はまちを脅し、ついにその権利書を手に入れたのだ。憤怒に燃えた勇吉は、笠松組と争いなぶり殺したあってしまった。ここに至っては、お竜も決心せざるを得なかった。周太郎とともに勇吉の葬合戦とばかり、笠松組に欧り込み、笠松を倒したのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
配給 東映京都
上映時間 95
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