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「ハスラー」(1961)

【DVD発売中】

76点76
W・テヴィスの小説の映画化。ビリヤードで金を稼ぐプロの“ハスラー“の世界を描く。全編の3分の2がゲーム・シーンというビリヤード・ファンにはこたえられない一編。球の動きと回転に人生のすべてを賭ける男たちを見事に描き切った異色作である。若きハスラー、エディが“ミネソタの名人“ファッツに勝負を挑み、前半はリードするが、逆転されて文無しとなる。酒びたりのなかで献身的に尽くす女の愛に報いることもできずにいるが、何とか再挑戦を申し込み、今度は勝つのだが……。ニューマンの熱気と老練グリースンの好演が光る。

あらすじ

15歳でハスラーとして身を立てることを思い立ったエディ・フェルソン(ポール・ニューマン)は、次第に腕を磨きやがてシカゴで名うてのハスラー、ミネソタのデブ(ジャッキー・グリーソン)に挑戦した。勝負は36時間にわたるポケット式玉突きで行われた。勝負の前半はほとんどエディが奪った。だが図に乗って酒を飲みながら勝負を続けたエディは24時間後あたりから逆転され、ついに場数を踏む老巧なデブに敗れ文無しになってしまった。エディはやけ酒にふけったが、そんなある日、明け方のバス・ステーションで、エディは作家志望の女子大生に会った。彼女はサラ(パイパー・ローリー)といい小児麻痺を患ったため足が不自由だった。エディは酒飲みのサラと親しくなり、彼女のアパートで暮らすようになった。こんな生活を続けるうちにエディは金に詰まり、再び稼ぎに出ることにした。ある日、彼はサウス・サイドの小さな撞球場でバート(ジョージ・C・スコット)という賭博師に会った。かつてエディとデブの勝負を観戦したことがあるバートは、エディにケンタッキー州のフィンレーという金持ちに挑戦するようすすめた。彼は75パーセントの分け前を条件にマネジャーを引き受けるという。エディは断ったが、それから間もなくある撞球場で小金を稼いだエディは、ハスラーであると因縁をつけられ袋だたきにされた。その上、両手の親指を折られていよいよ文無しになったエディは、バートに泣きつきフィンレーと勝負できるように頼んだ。勝負はフィンレーの屋敷で行われた。エディは前半負け続け、ついにエディに見切をつけたバートに泣いて助けを乞うのだった。こんなエディのあさましい姿を見たサラは、自分たち2人に絶望せざるを得なかった。結局、エディは勝負に勝ったが、その夜、サラは絶望の末、言いよるバートに身をまかせて自殺してしまった。一方、バートと手を切ったエディは、デブに2度目の挑戦をした。勝負は一方的にエディの勝ちとなり、彼は大金を稼いだが、そこへバートがマネジャーとして名乗り、分け前を要求した。だがエディはバートの脅かしに耳も貸さずに立ち去るのだった。 【キネマ旬報データベースより】
原題 THE HUSTLER
製作年 1961年
製作国
上映時間 135
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