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「日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里」(1957)

【DVD発売中】

57点57
戦前『少年倶楽部』に連載された山中峯太郎の実録小説の映画化。明治38年、第2軍騎兵団第9連隊の建川中尉以下5名が、敵の陣地を探るために雪の満州平野の中を進んでいた。彼らは寒さと闘いながら敵の馬賊と出会い、敵の軍隊を特定、命賭けで本部への帰途を急ぐが……。

あらすじ

明治三十八年、旅順要塞がやっと落ちた後、広島大本営では一気に勝敗を決しようと、日夜御前会議が開かれていた。その決戦地として露軍が大兵力を集中している地点は鉄嶺か奉天か判然しなかった。それを探るため敵中深く騎兵斥候隊を送りこむことが決定され、第二軍騎兵第九連隊の建川中尉以下五名が使命を帯びて出発した。−−雪の満洲平野。しばらく進んだ頃、コサックの大軍に追われた。逃げる六騎の前に馬賊が現われた。が、それは日本の特務機関の馬賊だった。彼らと別れて一週間、斥候隊は露軍と行きあったり、敵の馬賊に追われたり、吹雪に苦しめられたりした末、やっと鉄嶺を見晴す山の上にたどりついた。彼らは露軍の外套をまとって市街に忍び入り、偵察した。露軍の大群が集結し、汽車に乗って奉天へ南下していた。決戦地は奉天。一刻も早く知らせねばならぬ。帰途についた彼らはまたも露軍の大軍に出会った。それはたくみな露語で切り抜けたが休息のため中国人集落に入った時、日本兵であることを見破られ、追われた。コサック騎兵隊も追跡してきた。沼田一等卒が深みにはまった。敵弾にのぞけるのがチラと見えた。一行は目標となる愛馬を仕方なく捨てて、走った。包囲されたまま夜がきた。雪の中で睡魔に苦しんだ。五人は、愛馬が戻ってきたのを幸い、別々に包囲を突き破ることにした。一人でも生還して報告せねばと、集合地点に集った時、豊吉には馬がなかった。彼は敵弾に馬を射たれ、よろめき歩いてきたのだ。仕方なく彼を残して建川らが出発しようとした時、死んだ沼田の馬が現われた。それに乗った豊吉と共に、一行は本部をめざして駈けた。何度も露軍陣地を駈け抜け、苦難の末、日本の馬賊軍のもとへ着いた。それからはもう大丈夫。彼らは無事本部へ着き、報告を終え、重大な使命を果した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 大映=大映東京
上映時間 83
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