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「ビッグ・アメリカン」(1976)

【DVD発売中】

40点40
多くの西部劇ではヒーローとして登場する実在の人物バッファロー・ビルを、過去の英雄行為を見せ物にして売り歩く軽薄なショーマンとして描出。逆に悪役のインディアンの酋長を思慮深く誠実な人物とした、R・アルトマンらしいシニカルな西部劇。

あらすじ

1885年。開拓時代は終わりをつげ、人々はこの時代に郷愁をいだくようになった頃、ビル(ポール・ニューマン)のワイルド・ウエスト・ショーは、人気を博していた。でもビルには悩みがある。彼を売り出してくれた作家のネッド(バート・ランカスター)だった。ネッドはショーに居着き、自分がビルをスターにした、としゃべりまわっているのだ。そして、新加入したスー族の酋長ブル(フランク・カックィッツ)のあつかましさにも悩まされるビルだった。そして、離婚問題もかかえ、彼の身辺はあわただしい。だが、新しいショーの準備は進んでいた。アニー(ジェラルディン・チャップリン)の曲射ちも人気を集めそうだ。やがて、初日が来た。悪いインディアンとして紹介されるブル。観客は拍手を送った。彼こそ真のスターかもしれない、とビルは思う。数日後、22代大統領が夜間公演にやってき、ショーの後にはパーティが開かれた。ブルの申しいれも相手にしない大統領に、ビルは芝居気まじりに、自分のベッドを提供する。「私は月光の下でコヨーテの声を聞いて休みます」と。その足でバーに行ったビルにネッドが話しかけにきた。「君は私を追い越した。さようなら、ビル。地獄であおう」。ネッドは闇の中にその姿を消していった。胸をなでおろすビル。そして、ブルとの別れも突然やって来た。ある夜、夢の中でブルと語り合ったビルは、彼がもう生に執着していないのを知る。翌日、満員の観客を前にビルの決闘シーンが行なわれた。かつてない程晴れがましい顔のビル。ネッドが去り、ブルが死に、1人スターの喜びを満喫する彼は、錯覚に酔っているかのようにもみえた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1976年
製作国
上映時間 104
カテゴリ 人間ドラマ
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