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「人間の絆」(1964)

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画家を志していた若者フィリップは自分の才能に見切りをつけ、医学校に入る。真剣に勉強に打ち込むフィリップだったが、喫茶店の娘ミルドレッドに一目惚れしてから彼の生活はリズムが狂いはじめる。しかも彼女は生来の浮気女。それでもプロポーズしたフィリップだが……。S・モーム原作の明るい文芸映画。

あらすじ

フィリップ(ローレンス・ハーヴェイ)は画家の才能にみきりをつけ、医学校に入った。グリフィス(ジャック・ヘドレイ)やマシューズ(ロナルド・レイシー)らと仲良くなって、真剣に講義に通った。だが、喫茶店の娘ミルドレッド(キム・ノヴァク)に会ってから、彼は変わった。見栄坊の彼女もその垢抜けした態度にひかれ、2人の仲は急速に進展した。ところが彼女が生来の浮気女と分かる頃、生活は乱れ、勉強もおろそかになり友達も去った。試験にも落ちてしまった。勉学一途の生活に戻ったが、ひょこり女とめぐりあい、またヨリをもどしてしまった。彼は求婚した。だがミラーという男と結婚すると言う。傷心の彼を慰めたのは、ノラという未亡人の小説家で、彼はその愛の中で猛烈に勉強し、試験にパスした。彼はまたミルドレッドの訪問をうけた。ミラーに結婚でつられ、妊娠して捨てられたと言う。彼女から詫びられるとノラのことも忘れて彼女を迎えた。ところが、いつの間にか彼女の心はグリフィススに移ってしまっていた。フィリップはまた孤独になって勉強に励んだ。卒業試験も合格、そのパーティでノラの婚約者に会って一層孤独感を味わった。その頃、ミルドレッドは、赤ん坊を抱えて夜の女になっていた。やがてフィリップは医師の資格を得た。患者だったアセルニやその娘サリー(ナネット・ニューマン)も自分のことのように喜んでくれた。ある日、急患勤務にあたっているとき、ミルドレッドが来た。検査の結果、不治の性病に冒されていたが、彼女は頑として治療に応じなかった。そして死んだ。フィリップはサリーとの結婚を望まれたが、彼女をも不幸にしてしまいそうな気がして、彼は汽車でほかの町へ旅立った。車中、ふと気がつくと、サリーが傍らに立って微笑を浮べて立っていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国
上映時間 99
カテゴリ 人間ドラマ
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