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「クリミナル・ロウ」(1989)

55点55
純朴な好青年が、レイプ殺人の犯人として逮捕される。敏腕な弁護士は自らの手腕を発揮して裁判で無罪を勝ち取るが、同種の事件がまたもや発生、一見純朴なその青年は、ゆがんだ心に支配された凶暴な殺人者だったのだ……。たとえ真犯人であろうと、その弁舌と法廷技術で無罪を勝ち取ってしまう弁護士のモラルの問題を鋭く突いた社会派の問題作。ビデオ発売時タイトルは「灰色の容疑者」。

あらすじ

ボストンの有能な弁護士ベン・チェイス(ゲイリー・オールドマン)は詭弁というべき第を弄して婦女レイプ殺人で起訴されていた名家の息子マーティン・ティール四世(ケヴィン・ベーコン)を無罪にした。女刑事のスティルウェル(テス・ハーパー)はベンのことを、かつては検察官として正義のみを追い求めていたが、今はゲームのように勝って楽しんでいると非難した。マーティンが釈放されると、再び同じ手口の殺人事件が発生した。それについて相談したいとマーティンから深夜の呼び出しを受けたベンを待っていたのは、レイプされた女の焼死体だった。警察に通報しようと、現場の公園近くの若い女の家の戸を叩いたベンは、その女性エレーン(カレン・ヤング)の親友が被害者であることを知った。翌日、マーティンの屋敷を訪ねると、彼はベンに自らが犯人であるとほのめかした。そして、再逮捕に備えてベンに再び弁護するよう依頼した。ベンはこの話をスティルウェルに通告し、事件当夜在宅中だったというマーティンのアリバイを崩そうと、屋敷に潜り込む。屋敷にはあずま屋に通じる秘密の通路があったが、彼の潜入を予期していたマーティンは、その通路は密売をしていた一世が作ったのだと言った。次の日、あずま屋が火事になり、通路はメセル刑事(ジョー・ドン・ベイカー)にバレてしまう。マーティンはベンに放火は自分がやったと挑戦するように言った。さらに、すべては復讐のためであるとも述べた。ベンはマーティンの母親(エリザベス・ジュバード)が産婦人科であると気づき、彼女から、マーティンは望まない子供で、彼は母が自分を堕胎するつもりであったことを知っていると話した。一世は通路を抜け出し、世の人々を粛清し続けていたのだ。事件に深入りする間にベンの恋人になっていたエレーンは、マーティンの母親の病院に侵入し、殺された親友や被害者の女性が皆、堕胎していたことをつきとめた。しかし、そのとき、マーティンにが現れエレーンを襲った。ベンは彼女を助け、裁判所でスティルウェルとマーセルと共に、マーティン逮捕の策を練る。その後、マーティンはベンのところへやってきて、自分を殺してくれと銃を渡した。ベンは殺人鬼を撃つことができず、代わりにマーセルを殺されたスティルウェルがマーティンを射殺するのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1989年
製作国
上映時間 105
カテゴリ サスペンス/ミステリー
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