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「エリックの青春」(1975)

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実際に白血病で息子を失った母親D・ランドが綴った実話をもとに、突然襲った不治の病と闘う青年と、その恋人、そして家族の交流を描く。大学に入学したばかりのサッカー少年エリックは自分の重い病気を知る。だが彼は生きる望みを捨てず、闘病生活を続けながら最後のサッカーの試合に臨むのだった。

あらすじ

大学に入学したばかりのサッカー青年エリック(ジョン・サベージ)はある朝、右足に赤い斑点が浮かび上がっているのを発見した。母親のロイス(パトリシア・ニール)は何か不吉な予感を感じ、直ぐ病院に行くように命じた。ロイスの不安は現実のものとなった。エリックが不治の病である白血病に罹っているというのだ。ある日、弟のポール(マーク・ハミル)と町を歩いていたエリックは、突然鼻血を出した。激しく問いつめるポールに、エリックは真実を伝えなければならなかった。−−「白血病の新薬アスパラギナーゼ研究進む」。ある日そう書かれてある新聞を見たロイスは、天にも昇る気持で夫スタン(クロード・エイキンズ)に報告すると、早速エリックを同行してシアトル・メモリア病院に急いだ。エリックを診察したデュシェーヌ医師は、新薬はまだ実験中で恐ろしい副作用がある上に6万ドルもするといった。エリックは彼の好意で、権威あるシアトル・メモリア病院で診察が受けられることになった。その日から、エリックの闘病生活が始まった。病に勝つためには何でもやる、それがエリックの信念だった。ある日、エリックは病院の入口で初めてこの病院を訪れたときに親切にしてくれた看護婦マリリン・ポータと再会した。エリックは彼女をデートに誘った。町1番の豪華なホテルで待ち合わせた2人は、いつしか恋人のように寄り添ってシアトルの町を歩いていた。やがて、エリックの病状は悪化していった。彼は次第に自分が追いつめられていることを知った。そんなエリックをマリリンは暖かく励ますのだった。エリックはある日、マリリンを連れて病院を脱け出し、家族が待つ懐しい我家に帰った。2人は限りある日を愛に生きようと誓っていた。数日間、心おきなく家族と過ごしたエリックは、再び病院に戻って治療を受けたが、体力のおとろえはいかんともしがたかった。サッカー・グラウンドでは、熱狂した観客にまじってマリリン、ロイス、スタン、ポール、妹リンダ(アイリーン・マクドナル)が大学チームの名プレーヤー、エリックのキック・オフを、かたずをのんで見守っていた。『最後のゲームだ』。エリックは叫ぶと敵陣に突進した。その夜、ラジオのニュースがエリックの素晴らしい活躍ぶりを報じた。居間では、エリックを囲んで優勝祝賀会が華やかに開かれていた。宴も終わりに近づき、みんなは毛布に身を包んで浜辺で寝ることにした。夜明け、隣に寝ていたエリックがいないのに気づいたマリリンは周りを見回した。波打ち際にエリックを見つけ、馳け寄ったとき、彼の体が揺れ、倒れた。翌日、静まりかえった病室で、長い昏睡状態の果てに、エリックは一瞬眼を開いた。彼は喘ぎながらいった。ママ、外に出て、僕のために大地を歩いて……。しばらくののち、エリックは逝った。愛する人々に見守られ、やすらかな永遠の休息についたのだ。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1975年
製作国
上映時間 96
カテゴリ 青春ドラマ
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