閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「港町紳士録」(1979)

0点--
港町・横須賀を舞台に、小料理屋の看板娘の恋人騒動をめぐる庶民たちの喜怒哀楽ぶりをほのぼのと描いた人情コメディ。大柄のマグロ漁船員は彼女にベタ惚れだが、気が小さくてなかなか想いを告白できない。それどころか、彼女に近づく男はことごとく暴力で追い払う始末で……。

あらすじ

港町−−横須賀。マグロ漁船員、赤鬼のジョーはアフリカから一年ぶりに帰ると、早速お目あて咲子のいる小料理屋「ひょうたん」に行った。ジョーは身長二メートル、体重100キロの大男だが、気が小さくて咲子に愛を告白出来ない。その反動で咲子に言い寄る男たちを、ことごとく暴力によって撃退している。しつこく誘う呉服屋の若旦那や、咲子の父、金造に「娘をうちのキャバレーに寄こせ」と迫る暴力団員のサブもジョーの犠牲者の一人だ。ジョーがいては咲子は嫁に行けないと、金造や遊び仲間の新介、五郎は心配するが、彼女はそんなことも知らず、岬で潮騒、汽笛、鴎の声などをテレコで生録していた。そこに、捕虫網を持って走る男がいた。彼は星泰平という咲子の高校のときの生物の先生であった。五年ぶりの再会を喜ぶ二人。その晩、泰平は用務員の小池に、咲子への愛を打ち明けるのだった。やがて、そのことを知った金造たちは、泰平もジョーの犠牲者になるのでは、と心配でならない。泰平は「力による制裁なんて許せない、話をつけてやる」とタンカを切るが、やはりジョーに追われて港の埋立地を逃げ回るのだった。しかし、昆虫捜しで山歩きをしている泰平と船暮しのジョーでは足の速さが違う。ジョーはガックリと膝を落とす。結局「お互いに意思表示をして彼女の選択にまかせよう」という結論になった。そして金造が「あの先生のとこへ嫁に行く気はないか」と尋ねると、咲子は恥ずかしそうにうつむいて、こっくりとうなづくのだった。数日後、蛍の光の音楽と、五色のテープに見送られ、マグロ船が岸壁をはなれていく。身じろぎもせず、いつまでも遠ざかる横須賀の町を見つめ続けているジョー。霧笛が鴫っている。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1979年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 88
カテゴリ コメディ
チケット 前売りチケットを購入する