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「ミスターどん兵衛」(1980)

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職人監督・夢野新吾とその助監督のコンビを主人公に、映画界の権威主義を皮肉りながら、映画づくりにまつわる悲喜こもごものエピソードを描いた、山城新伍のワンマン映画。作品題名は、当時この主役コンビが出演して人気のあったカップめんのCFから。

あらすじ

大東映画会議室。撮影所長川路は「商業映画のリアリズムは、古今の名作を盗みまくることにある」と演説している。撮影所きっての前向き監督夢野新吾こと夢さんも“ラムの大通り”の盗作“焼酎の裏通り”を撮影中。その夢さん、次回作のシナリオ製作で旅館にカン詰となった。助監督の山谷拓二(通称タクボン)が恋人尚美と別れて監督と同行することになった。筆が進まぬ夢さんは、仕事をタクボンにオッツケて隣りの部屋を覗きに天井裏へ消えてしまう。そこでは清純女優小竹かおりと中年の企画部長が、ラブシーンのお勉強中。夢さんは涙をこらえてガマン。翌晩、拓ボンのアパートに仲間の三木と原野がやってきて大騒ぎ。次の日拓ボンは寝不足で出勤。途中、西武球場のそばを通ると、タブチくんの打った場外ホームランを頭に受けて拓ボンはダウン、急救車で撮影所に運ばれた。その日は、白沢組「禿武者」出演者オーディションの日で、みんな面接会場に行ってしまい、夢さんはスタジオで一人寂しそう。しかし、遅ればせながら、撮影は始まり、夢さんのゴキゲンは直った。そこへ、竜岡監督死亡の知らせが入り、みんなガックリ。それから夢さんは狂ったように仕事に熱を出すが、一方、映画作りに嫌気がさした拓ボンは荷物をまとめ、田舎に帰る決意をする。翌日、朝もやの道を歩く拓ボンと尚美の姿。その脇を夢さんを乗せた大東映画のロケバスが通り過ぎていく。寂しそうにうつむいている拓ボン。急に顔を上げると、荷物を尚美に預け、バスを追って走り始めるのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1980年
製作国 日本
配給 どん兵衛プロ
上映時間 95
カテゴリ コメディ
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監督

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