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「道場破り」(1964)

【DVD発売中】

70点70
剣の達人、三沢伊兵衛は、藩主から側室になるよう強要されていた家老の娘、妙を連れて脱藩出奔し、道場破りで金を稼ぎながら旅を続けていた。そんなある日、彼は藩がさしむけた剣客、大庭軍十郎と、互いの素性を知らぬまま賭け試合で対決することになるが……。山本周五郎の『雨あがる』を原作に、内川清一郎監督がダイナミックに描いた時代劇の秀作。

あらすじ

剣をとっては達人と呼ばれる三沢伊兵衛は、恋人である家老の娘妙をつれて脱藩した。古谷藩のバカ殿の側室になるよう強要された妙との旅は、すぐ追手につけられる破目となった。すぐにも宿賃をかせがなければならない伊兵衛は、神道無双流秘法極意階伝の腕前を利用して、武士の掟を犯して町道場で賭試合を挑んだ。太刀落しという奇妙な手で勝った伊兵衛のもとに、迫手は刺客として浪人大庭軍十郎をむけていた。一方隣藩ににげるため十両を必要とした伊兵衛は武道大会で偶然にも軍十郎と相討ちとなった。この試合を見ていた小室帯刀はかつて娘千草を川越人足から助けてくれた礼をも兼て伊兵衛に仕官を進めた。念願の仕官成就にとりたてられたと喜ぶ、伊兵衛、妙の前に、意外にも賭試合をして剣を汚した事を理由に、小室藩は仕官を断って来た。傷心の伊兵衛だが帯刀と千草の温い心に送られて関所を越えた。が、その前に又も迫手と軍十郎が立ちはだかった。大立回りが演じられた最中、刺客団を裏切った軍十郎の助けで伊兵衛、妙の二人は、無事隣藩に逃げのびたのであった。かつて、伊兵衛と同じ境遇にあった軍十郎に送られて、今度こそ立派に仕官出来る、伊兵衛の胸に武士の意地が燃えていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 松竹
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