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「浪人街(第1話〜第3話)」(1928)

80点80
無声映画末期を飾る不朽の時代劇。1928年、マキノ映画は所属のスターが大量脱退するという大ピンチを迎えていた。苦肉の作としてスターの出ない群衆劇を作ることになり、若きマキノ雅広(20歳)が気鋭のシナリオ作家・山上伊太郎(23歳)の協力を得て第1話「美しき獲物」を作り上げた。希望のない浪人たちがごろごろ寝ころんで日々を過ごしており、悪い旗本に立ち向かう時だけ団結するという、エゴイズムとニヒリズムに満ちた内容のユニークさに加えて、奔放に移動しパンするカメラ(撮影はこちらも気鋭の三木稔)の驚くべき尖鋭さ、そして何よりも全編にみなぎる若々しさによって一躍注目されることとなり、当時の青年層の心情とマッチした本作はキネマ旬報ベストワンも獲得してしまった。続いて第2話「楽屋風呂」、第3話「憑かれた人々」が作られ、マキノの長いキャリアの中で第一期黄金時代を築き上げた。ただし現存するフィルムは第1話・第2話の編集短縮版のみなのが残念。
製作年 1928年
製作国 日本
配給 1929・マキノ映画
上映時間 30
カテゴリ アクション
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