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「第1回 欽ちゃんのシネマジャック」(1993)

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15分の作品を5本立てで上映し、1本300円で観た本数だけ料金を払うという、萩本欽一発案による斬新な興行形態が話題となったオムニバス。借金を残して死んだ男の悲喜劇を描く「生きる―ある臨死」、雪の小樽を舞台に家族愛を綴った「港」、ナンセンスなコメディ「なんかヘン?」、しがない探偵を主人公にしたハードボイルド「探偵ハーレム・ノクターン」、オーストラリアのスタッフ、キャストによる幻想的な「ドリーム・ライダー」と、バラエティに富んだ内容。全部見ると、3分の短編映画「大激走」も観られるというオマケつき。なお、都内の上映期間の後半は、高橋ひとみ主演の「元禄女太陽伝」が加えられた。

あらすじ

「探偵 ハーレム・ノクターン」連続殺人犯の女を追い詰め捕らえたのに、一瞬、魔が差して逃がしてしまった元刑事、今は零落した私立探偵の前に再びその女が現れた。だが彼はなすすべもなく、あるいはその運命を待ち構えていたかのように、その女の銃に倒れる。(15分) 「ドリーム・ライダー」広大なオーストラリアの砂漠のど真ん中で二台のバイクが激突し、気がつくと二人のライダーは不思議な荒野に閉じ込められていた。最初は反目しあっていた二人だったが、やがて協力し合うことによって、この岩と砂の牢獄を抜け出す。 「港」雪の降り積もる小樽の冬。苦境に立たされた友を救うために、妻の反対を押し切って一人旅立っていく男。港までのわずかな時間、男は息子と、そして後から追ってきた妻の深い愛に見送られながら船に乗るのだった。(15分) 「生きる ある臨死」突然死んだ夫が残したものは巨額の生命保険だった。ところが豪勢な暮らしを想像する妻と出戻りの娘、そして唯一の友人の前に、男が生き返って来てしまった。呆然とする一同だったが保険金を受け取るため偽装の葬儀を行う。無事に保険金が下りた時、ようやく男に本当のお迎えが来た。(15分) 「なんかヘン?」鹿児島までの特急列車の中、孤独な一人旅を満喫しようとしていた中年男だったが、隣の席に可愛い女の子が座った。すっかり仲良くなった二人の前に、どう見てもそのスジのコワモテの男二人が座ることに。動くに動けず、列車は進んでいく……。(15分) 「元禄女太陽伝」元禄時代。江戸で評判の吉原の店に働く一人の若い花魁と、彼女を取り巻く二人の男、大石主税と梶川与懇兵衛との人間関係を、コミカルに描く。(15分) 「ダライラマの母」一人の貧しい未婚の女が男の子を産んだ。二人は貧困に耐えながらもたくましく生きていた。しかし、息子が読めるはずのないラマ経を唱えたことから、ラマ僧にダライラマの生まれ変わりであると説かれ、チベットの平和のために親子は引き離されてしまうのだった。(5月22日公開、15分) 「きっと来るさ」子供たちが自ら手作りの芝居を計画した。舞台を作り、演出をし、ビラを配った。開演当日、子供たちは客が来るのを待つ。(10月8日公開、15分) 「女とおんな」カフェテリアの一つのテーブルに二人の女が座っている。一人は若くて美しく、もう一人はくたびれた風采の中年女。お互い何をするでもなくただ黙って二人だけの幻想世界に浸っている。(10月8日公開、17分) 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1993年
製作国 日本
配給 シネマジャック
カテゴリ コメディ
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