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「君が元気でやっていてくれると嬉しい」(1994)

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夏、ある島でプーという男が家を建てている。そこへ彼からの手紙を携えたラーという女が来て、手伝い始める。日々の辻褄合わせに忙しい社会の人間たちをよそに、昇っては沈む太陽の下で家を建てる二人。彼らに、世の中からはぐれた者特有の鬱屈はない。その屈託のなさが、人間何が幸せかを問いかける。完成が近づいた家は二人に、これからどうするのか、答えを要求するのだが……。

あらすじ

ラーは、家を建てているというプーからの鉄板の葉書を頼りに、夏の大島を訪れた。葉書がラーの手に届くとは信じていなかったプーは、彼女の訪問にびっくりしながらも、どこか嬉しそうだった。ちょっと見舞いにやって来ただけと言うラーだったが、やがてプーのペースの巻き込まれて、家を建てる手伝いをするはめになる。しかし、地主のタカバや島の少年たち、漁師、煙草屋の老婆たちと接触するうち、ラーはプーに魅力を感じていくのだった。だがある日、プーはタカバから土地を返して欲しい、と言われてしまう。意気消沈するプーに、何か言って励まそうとするラーだったが、何を言ってもムダだった。島を離れることに決めたラーは、プーを残して去って行く。しかし大雨の中、船の待合室にいるラーと、崩れかけた家の側に佇むプーの胸中には、同じ思いが宿っていたのである。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1994年
製作国 日本
配給 自主製作
上映時間 65
カテゴリ 青春ドラマ
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