閉じるボタン

「金色夜叉〈1954年〉」(1954)

0点--
“今月今夜のこの月を……“で有名な尾崎紅葉原作の映画化。明治時代、互いに将来を誓い合った恋人同士のお宮と貫一。しかしお宮に富豪の富山が近づき、欲に目がくらんだお宮の両親は嫌がるお宮を一緒に熱海へやってしまう。貫一は怒り守銭奴への道を歩むが……。

あらすじ

箕輪邸での歌留多会で宮を見そめた富豪の富山唯継は、早速好条件で宮の両親の鴫沢夫妻に結婚を申込むが、欲に目が眩んだ夫妻は宮の許婚である貫一をそっちのけにして、いやがる宮を富山と一緒に熱海へやった。学友荒尾譲介、蒲田、風早にはげまされて貫一は慌てて熱海へ駈けつけ、宮に詰問する。宮は既に諦めていた。怒った貫一は「今月今夜のこの月を一生忘れない」という言葉を最後に去った。それから幾月−−金を呪って残酷な高利貸鰐淵の手代となった貫一は、昔の学友達迄苦しめる金色夜叉の姿に変っていた。女高利貸の赤樫満枝はそうした貫一に惹かれていったが、貫一は満枝にも再会した宮にも、見向きもせず、遂に暴漢に襲われる程の非道さであった。誤った結婚をした宮も不幸だった。貫一に苦しめられて狂婆とせが、貫一の事務所に放火した晩、宮は貫一の許に駈けつけ、気を失った彼にすがりつくが、息を吹き返した貫一は宮を払いのけた。絶望した宮は火事場に残った池へ身を投げた。始めて貫一は自分が金の為に大切なものを失った事を悟り、失神している宮の名を呼んで許しを乞うた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1954年
製作国 日本
配給 大映東京
上映時間 93
カテゴリ ラブ・ストーリー
チケット 前売りチケットを購入する