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「近藤勇 池田屋騒動」(1953)

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戦前の日活で活躍した池田富保監督が菁穂と改名、新東宝で発表した戦後第1作。夜ごとの遊興、はては町民からの金品強奪。乱行が続く新撰組の局長・芹沢を、次長の近藤勇は深く憂えた……。“アラカン“演じる近藤勇を中心に、仇討ち騒ぎ、池田屋騒動、美男剣士・沖田総司の恋などを描いた娯楽時代劇。

あらすじ

文久三年の京都。−−新撰組の局長芹沢鴨、そして彼をとりまく隊中の一派は、祇園に島原に日夜遊興をこととし、貴重な隊費をまきちらすばかりか、詰れば軍用金と称して町家より金品を強奪するしまつに、市民の新撰組怨嗟の声はしだいに高くなる。次長近藤勇はこれを憂慮するが、隊内平穏をねがって気鋭沖田総司らの「斬れ」の声を抑えている。彼を中心とする一隊は、とある夜倒幕派の会合を料亭花菱に襲うが、芸者小梅の機転で志士たちは逃走した。敵の抬頭にともない新撰組は大々的に浪士を募るが、その中に近藤を兄の仇と狙う志士加川兼太郎もまじっていた。彼は闇にまぎれて近藤に斬りつけたりするものの、所詮敵せず、かたわら近藤の人格への敬慕もわいて、人知れず姿をけす。芹沢の乱行いよいよ加わり、豪商泉州屋の家をやき、一家の皆殺しを種に、泉州屋につながる小梅を脅してその肉体を奪う。さらに逃げこんだ志士を追って町医者宮城良済の家に入りこみ、無抵抗の良済を斬った。一家の嘆きを哀れんだ近藤たちは弔慰金をおくるが、その際若い沖田と良済の娘かよは互いに慕情を抱きあうようになる。−−芹沢の暴逆を見かねた京都守護職はついに断を下し、命をうけた近藤は切腹をすすめて聴かれないまま、芹沢を古井戸に斬って落した。替って隊長の地位についた近藤の下、新撰組は面目を一新する。近藤は喀血しておかよの許に静養する沖田を屡々見舞ったが、その間にも洛中池田屋に会合する三十余名の倒幕派を襲うべく、着々準備はすすめられていたのである。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1953年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 91
カテゴリ 仁侠/時代劇
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