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「上州鴉」(1951)

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山中貞雄の名作「国定忠治」(1935)のリメイク。大戸の関所を破って以来、消息を断ったお尋ね者・星越の瀧蔵は、久しぶりに故郷に帰って来る。彼は、金に困って娘を山形屋藤蔵に売った農民・佐兵衛が、金をもらっての帰り道、藤蔵の子分にその金を巻き上げられたことを知り、藤蔵から金と娘を取り戻す。だがそのため身辺が危なくなり……。冬島の演出は歯切れが悪く、山中版よりかなり劣る。

あらすじ

信州路のある宿場での出来事。大戸の関所を破って以来消息を絶ったお尋ね者の星越の瀧蔵は、故郷恋しさにこの宿場へやって来て信濃屋に投宿した。年貢に困って娘のお光を身売りさせるために来ていた百姓佐兵衛が、遊女屋で御用聞きを兼ねる山形屋藤蔵へお光を年期奉公させる約束で受け取った五十両の金を、藤蔵の子分に掠奪されたのに義憤を感じ、藤蔵を脅迫して金とお光を取り戻してやったが、そのため身辺が危うくなり、かつて恩義をかけてやった信濃屋の板場亥之の女房お吉の居酒屋にかくまわれた。亥之は病気がちのお吉を保養させたい一心から疋五郎の賭場へ出かけ、かえってお吉の体まで質に置く破目になりお吉の引き渡しをせまられて、疋五郎を刺してしまった。山形屋一家が亥之を召し捕りに来たとき、瀧蔵は亥之の罪も引きかぶって彼等と渡り合って逃げた。しかし、お吉の老父伍助が、瀧蔵の召し捕りを念願にしている老目明かしであると知って伍助に手柄させたく、その手に引かれて行った。佐兵衛とお光は喜んで田舎の家へ帰り、お吉夫婦は涙をもって瀧蔵を見送った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1951年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 86
カテゴリ 仁侠/時代劇
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