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「ここから始まる」(1965)

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クレージー・キャッツものを多く手掛けた坪島監督のホームドラマ。小学校の教師・都は四人姉妹の末娘。母親は“結婚こそ女の幸せ“と彼女をせかすが、“結婚なんて人生の墓場“と都は取り合わない。失敗例は姉たちを通してイヤというほど見ているからだ。そこで母親はカンフル剤に、老紳士との再婚を宣言するが……。

あらすじ

小学校の先生をしている花井都は四人姉妹の末娘だ。長女の晃子は陶器工場の跡継ぎ息子岡林と見合い結婚。次女順子は、新聞記者・中西に嫁ぎ、三女利子は周囲の反対を押しきって国鉄の機関士北村と恋愛結婚をして共稼ぎをしている。三人ともそれぞれ事情はちがっても多難な生活を営んでいた。勝気な都は、そんな姉たちの苦しい生活を見るにつけ「男の奴隷になるくらいなら、舌をかんで死んだ方がまし……結婚なんて人生の墓場だわ!」と結婚をせかせる母親すみに反抗していた。しかし「結婚して子供を生むのが女の一番の幸せ」とかたくなに考えるすみは、自分の会社の外国部にいる熊本を都とボーリング場で会わせた。熊本はすっかり都の、ものおじしない明るさに魅かれ、大攻勢をかけるが、都のかたくなな男嫌いは少しも弱まらなかった。この都の男性不信は、今はなき父親の情事を、ふとしたことでかいま見たのが始りであった。今の都には、恋愛をするより、学校の子供たちと無心に遊ぶ方がよほど楽しかった。その都の教え子に平山という、母親を早くうしない父親だけで育てられた、母親の愛を知らないビッコの子がいた。平山は、都の中に得られなかった愛情を見つけようとしていた。都はそんな平山の夢をも裏切りたくなかった。が、そんなある日、嫁いでいた三人の姉たちがそろって家に帰ってきた。晃子はルーズな夫との性格の相違で、順子は妻の座への不信で、利子は経済的な苦しさにたえかねて、各々家をとびだして来たのだった。やがて、各々の夫・岡林、中西、北村、それに都の恋人を自認する熊本らも集って議論百出。たまりかねたすみは、トゲ抜き地蔵で知り合った老紳士と再婚します、と爆弾宣伝。毒気をぬかれた順子、利子は無事もとのサヤにおさまった。四人姉妹はまた各々の幸福を求めて別れていった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1965年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 101
カテゴリ ファミリー
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