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「お富と切られ与三郎」(1957)

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以前は深川で芸者をやり、今は土地の親分の妾にされている女・お富と、彼女を見染めたため親分にメッタ斬りにされ、海へ投げ込まれた男・与三郎の悲恋を描いた時代劇。復讐劇も加えて壮絶な仕上がりに。全身に無数の傷を負いながらも与三郎は生きのび“切られ与三郎“として江戸に現れるが……。

あらすじ

師走の一夜、江戸の火の番小屋の老人がしみじみ語る身の上話−−ベッ甲問屋の倅与三郎は弟の喧嘩の仲裁に入ったため、かえって難がかかり、木更津の叔父の許へ一時身を預けた。旅立ち前、許婚のお鶴に会えるよう弟の与五郎がはからったが、与三郎は伊豆屋の跡目を弟に譲る決心で、彼とお鶴が結ばれることを願った。木更津で手伝に精出していた彼は、ふとお富を知りそめた。以前深川で左褄をとっていた彼女は、今は土地の親分赤間の妾にされている。そのため、与三郎は赤間から滅多斬にされ海へ投げこまれた。お富も後を追った。−−それから二年。江戸では彼の死を悲しむお鶴をいたわってきた与五郎の胸に、いつしか慕情が芽生えていた。が、与三郎は生きていた。しかも、江戸で“切られ与三”と異名をとり、蝙蝠安を連れて押借り、ゆすりを働いていた。ある日とある妾宅に押入った彼は、はからずも死んだと思ったお富にめぐり会った。二人暮しの倖せな日々も束の間、与三郎は土蔵破りをして捕えられた。また一年。佐渡で苦役についている彼のところへ、蝙蝠安が送られてきた。お富の真心や赤間が伊豆屋に因縁をつけていることを聞き与三郎は嵐の夜、安と共に島を逃れた。伊豆屋に現れた彼は、驚喜する与五郎とお鶴に心にもない因縁をつけ、二人の倖せを祈って飛びだした。その夜、彼はついに赤間を斬り宿怨を晴した。が、その時安は傷つき死んだ。隠れ家に戻ってみると、意外や捕手にも−−。真面目に暮したいというお富の真心に彼は甘んじて縛についた。それから数年。彼が刑期を終えて帰ってきた時、お富は死んでいた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 松竹京都
上映時間 96
カテゴリ 仁侠/時代劇
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