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「大人には分らない 青春白書」(1958)

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政治家の父親と学生バンドのドラマーの息子を対照的に描き出し、新旧世代のモラル観の溝と台頭する若者風俗に光を当てた、27歳の新人監督・須川のデビュー作。大学生の忠は学生バンドの歌手・葉子と恋仲だ。葉子の友だち・真理子は妾の子でバイトをしながら自活する身。ひょんなことから、忠と真理子の父親が同じ代議士の竜太郎と発覚、忠は親への反感から葉子との無理心中を期して湘南へ向かう。

あらすじ

北条忠は、仲間の学生たちとジャズバンドを結成していた。父の竜太郎は、次期内閣の文相候補として時代のスポットを浴びる代議士である。母のみきも、進歩的評論家として名を知られた文化人だ。しかし、二人は忠にとって決して有難い両親ではなかった。彼等は社会的地位や体面にこだわり、何かと生活に干渉するからだ。忠は同じ大学の学生でバンド歌手の葉子と恋仲で、猛スピードで突っ走るオートバイの上で、葉子に求婚した。その日、彼等は葉子の友達の真理子に会った。彼女は妾の子で、自分を生んだ母に反抗し、アルバイトをしながら自活していた。忠は、彼女にもっと働きよい場所を探そうとバンドプロモーターの所へ連れていった。だが、彼は真理子の父が自分の父と同一人であることを知って愕然とした。両親に対する不満は爆発した。大臣決定の報に夢中な両親に「葉子と自殺します」という置手紙を残して、湘南へ向った。奔放に行動する若者たち、その彼等を海岸荒しの愚連隊と誤解した警察は、忠たち全員を逮捕した。両親はあわてふためいた。竜太郎は辞表を提出、湘南へ向った。警察へ着いた時、忠らは釈放されていた。本物の愚連隊が逮捕されたからだ。竜太郎は、若者たちをののしった。その前に、真理子が進み出た。忠が言った。「この人はあなたの子供だ。ふしだらなのはお父さんあなただ」と。−−数日後、リサイタルをめざしての稽古で、忠たちの練習場は活気を呈していた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1958年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 85
カテゴリ 青春ドラマ
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