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「大江戸の侠児」(1960)

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その日暮らしのチンピラヤクザが、武士の乗った馬にはね殺された子供の恨みを支えに、義賊・ねずみ小僧次郎吉となるまでを描いた物語。季節感を盛り込むのがタブーとされていたこの頃の時代劇に、堂々と夏の暑い日や雪のシーンを見せた意欲作として有名。

あらすじ

大名屋敷に忍び込んだ次郎吉は御中老に見咎められた。その顔は故郷で次郎吉の帰りを待つおたかにそっくりだった。里心のついた次郎吉は江戸を発って故郷に向った。しかし田舎はひどい飢饉にあえぎ、恋人おたかは身売り寸前だった。次郎吉は江戸で暮そうと弟の吉五郎とおたかを連れて江戸へと旅立った。途中、権の案内で次郎吉の後を追って来た文字春と会い、おたかは酒に酔った文字春の言葉を真に受けて飛びだしてしまった。必死になって探したがみつからず、涙に声もない吉五郎を連れて江戸にもどった。元気のない吉五郎を可哀そうに思った次郎吉は、再び御中老のもとに忍び込み、わけを話して一日だけの姉となってもらう約束をした。約束の日、吉五郎と次郎吉は、御中老には殿様のお声が掛って出られなくなったことを知らずに待っていた。そしてしびれを切らして屋敷前まで来た時、突然駆け出して来た二頭の馬に、吉五郎はハネられて死んだ。その後数年、次々と大名屋敷の御金蔵を破る怪盗が現れた。鼠小僧−−おたかを失い吉五郎を失った次郎吉の変った姿だった。ある日、権と会った次郎吉は、文字春が責任を感じて遊女に身を落し、おたかを探しているということを聞いて身代金を権に託した。文字春と再会を喜びあった権はそこへ茶を運んで来た女中をみてびっくりした。おたかだった。狂気した権はおたかの身代金が不足していることを知り“鼠小僧”だと啖呵を切ったが、女将の裏切りで御用にされてしまった。十手をあずかる顔役の桝安は、三人をオトリに次郎吉を捕えようとした。だが裏をかいて桝安に乗り込んだ次郎吉は三人を救って逃れた。おたかに次郎吉は兇状持のお尋ね者の自分とは縁がなかったものとしてくれと頼み込んだ。だが文字春の“三日だけでもおたかさんと夫婦になるんだよ”という言葉に次郎吉とおたかは江戸を落ちていった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 東映京都
上映時間 86
カテゴリ 仁侠/時代劇
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