閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「あばれ行燈」(1956)

0点--
渡世の義理で顔見知りの美濃の藤太郎を斬った沼津の秋太郎は、今はの頼みを聞き入れて藤太郎の母に金を届ける。ところが、ボケた母に息子と間違われ、そして許婚と相思相愛の仲になってしまう……。鶴田浩二が例によって義理と人情の板ばさみになる股旅ものの人情噺。

あらすじ

一宿一飯の義理で渡世仲間のケンカ場に駆出された旅がらす、沼津の秋太郎は顔見知りの美濃の藤太郎と斬合うが、崖下に転落した瀕死の藤太郎から、故郷の金山で待っている母おしのに金を届けてくれと頼まれた。美濃金山宿の料亭ひさごは藤太郎の許嫁お露の姉おふじの店である。土地で羽振をきかす櫓の源助親分が、姉妹の父親に貸した金の抵当にお露をよこせとすごんでいるところへ乗り込んだ秋太郎は、おふじの頼みで急場を救ってやった。おしのは秋太郎を息子の藤太郎と思込み、老いの目に涙をうかべて喜んだ。源助一味が仕返しに来ると、藤太郎になりすました秋太郎は、お露に指一本ふれさせるものかとタンカを切って追い返した。ひたすらおしのに孝養をつくし、お露と人目もうらむや仲となった秋太郎は、いくたびか自分の素性を打明けようとするが、おしのを見ると何もいえなかった。そんな頃、藤太郎の兄弟分でおふじと恋仲の兼五郎が源助の家にワラジを脱いだ。死んだ筈の藤太郎が帰っていると聞いて、兼五郎は源助一味をひきつれ、秋太郎とお露の婚礼の場へ向った。だが、死んだ藤太郎の身代りにせめて親孝行の真似事でもという秋太郎の言葉に、兼五郎はうなだれた。秋太郎が鉈首をおしのの前に置き、藤太郎の仇と思うなら存分にしてくれというと、おしのは秋太郎に縋って「お前は私の息子だ」と泣きくずれるのだった。晴れた朝、「本当に生まれ変ったきれいな体で帰ってくる」と約束した秋太郎と兼五郎の二人は、おしのやおふじ、お露に見送られて旅に出た。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 83
カテゴリ 仁侠/時代劇
チケット 前売りチケットを購入する