閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「暁の非常線」(1957)

0点--
天知茂が目的のためには手段を選ばぬ非情なギャングを演じて、ピカレスクな魅力を発揮したアクション映画。組の跡目を狙う大幹部・馬島は次々と銀行を襲い株を上げる。ところが、一人の警官を殺したことから、証拠隠滅のため情婦を殺し、さらに足手まといと部下を殺し、組長の娘を人質に逃げるハメになるが、結局逮捕されてしまう。

あらすじ

深夜の東京に狂悪な銀行ギャングが跳梁していた。金を奪うばかりか、無抵抗の行員まで射殺するのだ。原口警部の特捜班の必死の努力にもかかわらず、何等手懸かりをつかめない。同一犯人らしいことだけ判った。キャバレー「マンダリン」でそれを関東三ノ輪一家の大幹部馬島が嘲笑していた。目的のためには手段を選ばぬ男だ。すべては彼の仕業だった。三ノ輪一家の総長の娘雪江の婿になるためである。総長はガタツイた一家の屋台骨が彼のため立ち直ったと喜ぶ。跡取りの健一はやくざを嫌って家出していた。ある日、銀行襲撃の帰途、馬島はパトロールの警官を射殺し、自動車のナンバーを知られた。「マンダリン」のマッチも落して行く。証拠隠滅のため彼は情婦もろとも車を崖から突落した。新聞記者木村に連れられ現場にきた健一は、死んだ女は「マンダリン」のマダムであり、その車の持主だと原口に知らせる。女の手から“竜”と彫られたカフスボタンが出てきた。馬島の隠宅を襲った特捜班はそれと同一のボタンを押収する。もはや馬島の犯行は露見した。彼は雪江を拉致すると、足手まといだと子分どもを射殺した末に、彼女を人質に水路逃走する。原口達の声を聞いた雪江は逃げようとしこれも射れた。馬島は疾走するモーターボートから水中へ飛びこむ。陸に上ると、運転手を脅して車を乗り継ぎ、厳重な非常線を突破した。彼が目指す貨物船にたどりついた時、そこにはすでに警官隊が到着していた。原口の勧告をよそに馬島はマストによじ登り、まだ逃げようとする。結局、警部の拳銃が火を吐く。足を射たれて落ちてきた馬島の手に、警部の手錠がガチリとはめられた。翌日海の見える丘で、婚約を許された健一、原口の妹美沙子、木村、雪江、原口警部そして一家を解散した健一の父親が互いに将来を祝い合っていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 76
カテゴリ アクション
チケット 前売りチケットを購入する