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「愛ふたたび」(1971)

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「個人教授」で一躍人気者になったフランスのR・ベルレーと浅丘ルリ子が共演した愛の物語。パリへ留学したみやは、レーザー技師のニコと知り合い、愛するようになる。1年半のパリ生活を終え、みやは“さよなら“も言えずにニコと別れてしまう。そして数ヵ月後、ニコはレーザー・セミナーに出席するため来日、みやと再会する。

あらすじ

みやは、金沢の古い薬屋の娘で、大学を出て薬剤師の資格を持っている。同じ金沢の人でインターンをしている医者の卵と結婚し、父の家を継ぐことになっている。みやは婿をとって店を継ぐという条件でパリへ留学した。フランス語学校へ通っているうちに、レーザー技師ニコと知り合い、愛をかわすようになった。母の病気と、送金打切りのためみやは一年半のパリ生活を後に日本へ帰った。パリでの別れの日、ちょっとした言葉の行き違いから二人は「さようなら」すらいえず別れてしまった。数ヵ月後、東京で開かれるレーザー・セミナーに出席するためニコが来日。みやのいる金沢へ−−日本語をまったく話せないニコはやっとの思いでみやの家を探しあてた。金沢の古風なレストランでの語らいの途中、ニコは東京での予定表、宿泊するホテルの名前を書いたメモを、友人に預けたトランクの中に入れっぱなしであることに気がついた。みやはニコと東京へ行き、ホテルを探し歩いた。日本人のみやにとっても探すのは大変な事だった。ニコのホテルは見つからない。その夜は、みやが東京にいた頃の友達、マリアの家に泊めてもらった。翌朝、新聞記事からセミナーのあるホテルがわかり、ニコはようやくセミナーに出られる事になった。その夜、別れの晩さんのやり直し。パリで別れてから六ヵ月、もう君は婚約者まで決っている。どうして……と聞くニコ。迷っているみやも自分の気持がうまく伝えられない。別れようとしたはずの二人が赤倉スキー場でふたたび会った。くさくさするからスキーに行かないとマリアに誘われたみや。マリアのボーイフレンド、キーちゃんに誘われたニコ。「今ぼくたちが問題にしているのは愛じゃない。いくら愛しあっても消えない現実を問題にしているんだ」。どこまでも語りつきない。お互いの愛を確かめ合う思い出の一夜が過ぎる。朝が来てみやの居ない事を知ったニコは、キーちゃんの車を借りて金沢のみやの家に行ったが、金沢にもみやは居なかった。みやの妹の百代から、婚約者の家を教えられてニコは東京へ向う。その家にもみやは居なかった。ホテルに戻ったニコは上司のシャルボニエから、みやが来たこと、ニコの事を心配して、馬鹿な気持を起こして将来を駄目にしないよう説得して下さいと頼まれたことを聞かされた。「ニコ、初めからよく考えてみて。ニコが日本に来たのは、たまたま仕事の都合だったでしょ。スキー場もそう。ニコが日本にこなければ二人ともそれまでだったんじゃない」「だけどぼくは来た。また君と会った。それが人生じゃないか」。別れの時が来た。ニコはパリへ旅立たねばならない。出発の日、ニコは羽田で飛行機にのらなかった。見送りに来ていたみやのところへ駈け戻った。二人の手が結ばれた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1971年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 95
カテゴリ ラブ・ストーリー
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