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「赤胴鈴之助 飛鳥流真空斬り」(1957)

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鈴之助は、剣聖・大島赤心斎に真空斬りの秘太刀を教えてもらうべく、富士山麓の赤心斎の庵に向かう。しかし、“武芸の道は教わって上達するものではなく、自分の心で磨くものだ“と弟子入りを許されない。そんなある日、赤心斎を暗殺せんとする悪党一味を鈴之助がくいとめ、ついに、彼は弟子入りを果たす。

あらすじ

白峰寺から鬼面党を追い払い、探し出した堀家の宝物をかおる姫の手に返した赤胴鈴之助は、そのとき自分たちを助けてくれた剣聖大鳥赤心斎の見事な真空斬りの秘太刀を、ぜひ教えてもらいたいと思い、富士山麓の赤心斎の庵に向った。その頃黒雲谷の山賊で鎖鎌の名人大木蛮洋軒のところへ、岳林坊と火京物太夫が訪ねてきた。この三人は昔馴染であり、岳林坊らは鈴之助を斃すために蛮洋軒の援助を求めたいと頼み、鈴之助が赤心斎の庵に現れるにちがいないことを告げた。いつも赤心斎に仕事の邪魔をされて無念やるかたない蛮洋軒は、赤心斎を亡きものにするのはこのときとばかり、二つ返事で引き受けるのだった。その夜、鈴之助は赤心斎の庵に辿りついたが、赤心斎は「武芸の道は教わって上達するものではなく、自分の心で磨くものだ」と、頑として鈴之助の弟子入りを許さない。そこで鈴之助は庵の表に夜どおし坐り込みをつづけ、赤心斎を暗殺しようと忍び寄ってきた蛮洋軒一味を食いとめるが、蛮洋軒の鎖鎌に危いと見えたとき、赤心斎が真空斬りで救った。このおかげで、異例な入門が許された。鈴之助が庵内に入ってみると、母を山賊にかどわかされ、寄辺ない身だという一江が赤心斎の世話をしていた。鈴之助はその顔をどこかで見たような気がするが思い出せない。剣一途の修業をはじめた鈴之助はある日、赤心斎の真空斬りをはね返す技を会得し、師弟連れ立って帰ってくると、庵に一江の姿はなく、「秘伝ありがたく頂戴、鬼面鬼党首一馬」の手紙が残されてあった。直ちに山をおりた鈴之助は、折から彼を訪ねて江戸からきた千葉周作の使いしのぶに逢い、江戸の町に鬼面党が横行しはじめたこと、そして彼らを一掃するため、鈴之助に戻ってくるようにとの周作の伝言を聞き、富士を背に江戸へ旅立った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 50
カテゴリ 仁侠/時代劇
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