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「オオ!市民諸君」(1948)

50点50
横井福次郎のマンガを原作にして、当時軽演劇の喜劇王として人気のあった清水金一が主演、川島雄三が監督した喜劇。成金が無人島のつもりで買った島に、難破船から流れついた男女がいたことから起こる騒動。成金がやたら文化を口にするなど、文明批判も痛烈。

あらすじ

新円成金の丸尾銀造は、文化文化と主唱して、あり余る金を美術骨董に使っていた。彼はその品々の価値すらも分からない。その証拠に高価な三島茶わんもあることから、メクラ島も同じ島がつくから同類の名器だろうと思って買ったところ、それが茶わんでなくて本当の無人島と知って銀造もびっくりしてしまった。しかしこの島を何とか片をつけねばならない。そこで銀造の娘マリと秘書の机書右衛門はこの島を観楽地にしようと計画する。早速一行は快速艇に乗り込んで島にたどりつく。意外や無人島であるべきそのメクラ島に数人の男と一人の乙女が自給自足の生活をしていた。彼等は船が漂流して、流れついたのがこの島。民主的な生活を三村金八を中心として営んでいたが、唯一の女性であるアン子がどうやら金八を恋しているらしい。そこへ怱然と現れたのが視察の秘書と令嬢の一行である。そこで一行は直ちに住民達にこの島が将来有益な夢の島として計画していることを説明する。島の住人たちは緊急会議を開き、金八を代表として選ぶ、島の住民達はこの計画に反対したが、文化のためとあってはやむを得ない。東京に向かった一行は、金八を文化のためにと説きふせる。やがて文化をもりたくさん積んでメクラ島を再びおとずれた。金八をアン子は待っていた、そして住民達も。しかしやはり事実はだまされていたのである。金八も起こった。ところが突如メクラ島が地震で陥没するというニュースが報ぜられた、驚いた一行とその住民達、今は敵味方もなく脱出することに協力するが、船が動かなくなってしまう。だが再びラジオは地震の予知を報じた。それは地震取消しのニュースであった。アン子と金八はニッコリした。一同はこの島の建設に協力することを誓い合った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1948年
製作国 日本
配給 松竹大船
上映時間 69
カテゴリ コメディ
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