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「新・悲しきヒットマン」(1995)

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元山口組顧問弁護士・山之内幸夫の小説を原作とする劇画を名匠、望月六郎が映画化。敵対する組織の会長を殺し、10年の刑を終えて出所した橘孝。しかし組に戻れば、そこはかつての極道社会ではなく、平和外交のもとに幹部たちは金もうけに明け暮れるばかりだった。橘の行動はなにかにつけ、組との摩擦を生み、時代遅れと冷笑される。足を洗うべきか悩んでいる時、舎弟の勇二が組から、もうけ話にハメられたことへの復讐のためにヒットマンを命じられた。これをきっかけに橘は組に戦いを挑むことを決心する。

あらすじ

大阪ミナミの松之木組系平川組行動隊長の橘孝は、抗争中の佐藤組系北心会の会長をヒットマンとして射殺し警察へ自首した。刑務所で刑に服するうちに妻と娘は新しい生活に入り、10年の時を経て橘は出所する。出所祝いに組からはデート嬢のユキが派遣されたが、橘は彼女とは寝ずに、遊園地でしばらく時を過ごした。ユキとの別れ際、彼女のヒモで北心会組員の和田がユキに乱暴を働くのを見かねた橘は和田を叩きのめすが、北心会とは手打ちをすませたこともあって平川組の幹部たちは橘を叱責する。10年の間に組は様変わりしていた。暴力団新法以後、平川組長以下の幹部連は揉め事を避け、カネ中心に物事を考えている。若頭補佐の溝橋は金融とゴルフ場開発に取り組み、組に橘の居場所はなかった。橘はユキと再会し、やはり彼女と体の関係は持たないまま万博跡地でひとときを過ごす。その折、組のシマに御法度のシャブが入り込んでいることを知った橘は、組からの命令もあって、彼を慕う舎弟の勇二と共にポン中狩りに乗り出した。実は溝橋が佐藤組系出方組と秘かに組んで覚醒剤を扱っていたのだが、橘は薄々とそれに感づきつつ虚しい狩りを続ける。ユキもまたシャブ中であり、橘は彼女を監禁して中毒から抜け出させようとし、禁断症状に苦悶するユキに「ワシの女になれ」と囁いた。その頃、シャブを扱っていた出方組組員を橘が半殺しにしたことで出方の怒りを買い、二つの組は抗争寸前の事態に陥る。抗争を避けたい平川組の意志を承けた溝橋は出方組と談合し、結果、ケジメを取らされる橘が指を詰めて詫びを入れるが、出方には「時代遅れ」と冷笑された。身も心も傷ついた橘は足を洗いユキと暮らす決意をする。だが、銀行の裏切りによってゴルフ場開発への投資が無駄になった溝橋は、憤りのあまり堅気である支店長の吉村の命を狙い、そのヒットマンを勇二に、見届け役を橘に命じた。堪忍袋の緒が切れた橘は、勇二と共に組に乗り込み脅しをかけて組を抜ける約束を取り付け、金を奪って逃走する。勇二と別れた橘は金を前妻や実家に届け、ユキと共に漁師として出直そうとしたが、新しい生活が始まろうとするその時、新聞記事で勇二が結局ヒットマンの役をつとめたことを知る。そして二人を追いかけてきた和田に、ユキも橘も撃たれてしまうのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1995年
製作国 日本
配給 ギャガ=エクセレントフィルムパートナーズ
上映時間 105
カテゴリ 仁侠/時代劇
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