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「いれずみ無残」(1968)

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白い肌に絢爛たる“天女の羽衣“を彫り込んだ女・小夜を主人公に、それに魅せられてパトロンになった会社社長の殿村、小夜と同じ彫り師の手による刺青を持った男・新之助らが虚々実々の駆け引きを繰り広げる異色ロマン。後半のどんでん返しが見もの。

あらすじ

和島小夜の白い肌には彫物師彫文の手による絢爛たる“天女の羽衣”が彫りこまれていた。小夜は、この刺青により観光会社社長殿村をパトロンとし、クラブ竜のマダムの座を獲得したのだった。小夜がフーテン少女君子をホステスに雇った夜、羽衣の刺青の噂をたよりに森新之助が店を訪れた。小夜は、新之助の顔を見た瞬間、何か離れがたい運命の絆を感じた。彼の背中には彫文の手になる弁天小僧の彫物が描かれていた。同一作者が二人を巡りあわせたのか、互の彫物の魔力が引き合うのかその夜二人の肉体は重なり合いもつれ合った。いつしか新之助を愛するようになった小夜だが新之助は小夜に、殿村から金をまきあげるように迫った。新之助は詐欺常習犯だったのだ。このため勝村は小夜にマダムを、やめさせようとした。しかし、それを知った君子は、小夜との仲をとりなおすため、殿村を訪ねた。殿村は、処女の肌に魅せられ、君子が“地獄太夫”の刺青を入れることを条件に彼女の頼みを受け入れた。小夜と君子が藤村に連れられて刺青競艶会を見物に温泉場へ来た時、小夜は別れていた新之助と再会した。二人は殿村の実印を盗み七百万円の手形を偽造し逮捕された。小夜は君子が殿村に肉体を捧げることによって保釈され、小夜と君子の同棲生活が始まった。そこへまた、小夜を求めて新之助が帰ってきた。放蕩三昧、悪の道に転がり落ちた新之助は二人を千葉鴨川の親分北条に売ってしまった。三人はたちまち刺青芸妓と評判になった。そんなある日、小夜は、金を無心に追いすがって来た新之助に絶望して海に身を投げたが、皮肉にも彼女を救ったのは殿村だった。再び東京に連れ戻した小夜の白い肌に殿対が迫った時、小夜は隠しもった針で殿村の背を引き裂いた。折しも、忍び込んできた新之助は一時にして短刀でとどめをさした。心中にも失敗した二人は逮補され、やがて小夜は刺青を残し餓死していった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1968年
製作国 日本
配給 松竹
上映時間 89
カテゴリ 人間ドラマ
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