「唄祭り八百八町」(1953)

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年間平均10本の映画に出演していた美空ひばりの初期の1本。監督は名コンビの斎藤寅次郎。目明かしの三女で投げ縄の名人、実は大名の落としだねのおみよが、大名側近の陰謀をくじき、親子対面を果たすまでを描く。仇探しとろうあの娘の治療のため、盗みを続ける女賊・お鶴に清川虹子。

あらすじ

大名如月八重守は十六年前、印籠をつけて宿下りさせた落しだねを探していた。その頃神田の目明し善七に三人の娘があり、三女のおみよは歌が巧く捕物の投げ縄の名人である。彼女は十六年前、善七が印籠と共に産婆から引取った貰い子だが、当人はそれを知らなかった。善七は亡妻の葬式の費用に印籠を越前屋へ入質し、それを苦にしていた。魚屋太助と瓦版売り三太は大のおみよファンだが、三太の売歩く瓦版には世を騒がす女賊お鶴の記事があった。善七の二階を借りている小柳は父の仇を探しているが、近頃姉お松からの仕送りがふえて来たのを訝っていた。お松こそ口の不自由な娘お菊に南蛮の名薬を与えるため夜盗を働くお鶴だった。越前屋に忍込んだお鶴が朝鮮人参を現場に落した事から、おみよは犯人をお松と知ったが仇討がすむまで縄はかけないでおくと言うのだった。八重守の用人大川軍太夫は勘助と計って印籠を盗もうとして果さず、みどりを邸に監禁し、更に善七を傷つけて印籠を盗み、それを証拠に勘助の伜を若殿に仕立てようとする。欣彌の許婚で軍太夫の邸へ腰元として住込んでいるお静は、軍太夫こそ仇である証拠を見つけた。おみよはみどりを救い出し、軍太夫と勘助の悪事をあばき、欣彌とお松は見事に仇を討ち、おみよは八重守と親子の対面をすませ再び養父善七のもとへ帰って来た。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1953年
製作国 日本
配給 松竹京都
上映時間 85
カテゴリ 仁侠/時代劇
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