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「勇み肌千両男」(1958)

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“火事と喧嘩は江戸の華“と言われたが、そのさっそうとした勇ましさで江戸の町民を熱狂させた町火消しの誕生にまつわる物語。武家屋敷専門の定火けしに対抗する、町火消しのてん持ち・新吉を、高田浩吉が気持ちよく演じている。

あらすじ

今からおよそ二百年ほど前の江戸には、武家屋敷専門の定火消しかなかった。ために江戸市民の間では、町火消を作ることが焦眉の急となっていた。鼻唄まじりに焼跡を通りかかる大久保組にからむ新吉、あわやと思われた瞬間、人入稼業の栄五郎の仲裁でその場は治まった。濡衣を晴らして牢を出た新吉だが左腕には前科者の烙印があった。栄五郎は町奉行越前の命の下に、町火消を作るべく覚悟を決め、新吉を纏持に起用した。それを喜んだのは、妹のりんと、新吉に惣れている芸者のおときの二人だった。他方、定火消大久保組では町火消の圧迫を始めた。そんな中で、与力の花房だけは違っていた。おときをクドいても彼女の真意を知ると快く恋をゆずった。が、頑くなな新吉は、花房の気持を曲解、おときを売女と罵った。勝気同士の喧嘩も治ってみれば、かえって二人を結びつけ、晴れて世帯を持った。だが一日、仲の良い二人の様子を嫉いた大久保組の連中と新吉は派手な喧嘩を起した。新吉は、詫を入れる栄五郎をかえって腑ぬけとののしり、半纏を投げ捨てた。その夜、突如として警鐘の乱打が聞えた。大久保組が烈しい火勢に武家屋敷を守るためと高塀を崩しているとの注進を受けた新吉はすっ飛んだ。邪魔する大久保組々頭三次郎をハッタと蹴倒す花房に「見直しましたぜ」と炎の中へ−−。数日後、町奉行の裁断で半年の江戸払いを命じられた新吉はおときと旅立った。しかしそれが因で、江戸にいろは四十八組が誕生したというわけなのである。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1958年
製作国 日本
配給 松竹京都
上映時間 95
カテゴリ 仁侠/時代劇
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