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「エデンの海〈1963年〉」(1963)

80点80
瀬戸内海に臨む女子高に、東京から青年教師・南条がやって来た。彼の明るい人柄はたちまち生徒たちの人気を集めるが、勝気な少女・巴だけは彼に反抗的。しかし、いつしか二人の間には、師弟愛以上の想いが芽ばえていく。西河克己監督は、後年、山口百恵の主演で同作をリメイクしている。

あらすじ

瀬戸内海に望む女子高校に、東京から青年教師南条が赴任してきた。明るい南条の人柄はたちまち生徒たちの人気を集めた。ひとり清水巴という勝気な少女だけは、いつまでも反抗的態度を捨てない。この巴と南条が、運動会で盲唖競走にコンビで出場したが、勢いあまって来賓席にとびこみ、巴は気絶してしまう。やがて気づいた巴は恥かしそうに「先生、あたしおしっこしちゃった」と打ち明けた。南条は下着を買ってやった。このことが評判になり、南条は彼の人気をねたむ教頭黒木らのつるし上げを食うが、もちろん真相は明かさない。そこへ巴がとびこんで、泣きながらすべてを語った。以来、二人は明るい師弟愛で結ばれた。夏休み。南条は同僚増川節子から講習に誘われ上京したが、突然、巴がやってきた。巴は、南条が節子と一緒なのを知って初めての東京へ飛び出して行き、南条を困らせるのだった。新学期、恒例の遠泳で巴は錨で大ケガをしたが、南条の輸血や介抱で一命をとりとめた。数週間後、南条はまだ登校しない巴を探しに丘へ出た。裸馬を駆って若さを発散させている巴の美しさ、南条はびっくりした。巴は何を思ったか南条を馬に乗せ、町を駆抜けて校庭に乗り入れた。驚き呆れる人々の眼。しかし、南条は「つもったウップンがやっと晴れた」という巴をいとしく思うのだった。こんな事件で、南条は辞任して帰京することになった。つれて行ってくれと頼む巴に、南条は「人を愛することは厳しいことだ。君のことを忘れ去れなかったら迎えにくる」といって去って行くのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 97
カテゴリ ラブ・ストーリー
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