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「右門捕物帖 片眼狼」(1951)

10点10
三島近くの海津港。町では卍組が幅を利かせ、非道の限りを尽くしていた。そんな彼らのアジトとなっている酒場に、片眼狼なる素浪人がやってきて一味に加わる。だがこの素浪人こそ、実はむっつり右門の変装で……。好評“右門“シリーズのなかでも最高傑作と誉れ高い一編。

あらすじ

三島の近く、幕府直領の海津港はここ二年間に二人の代官を失い、兇暴な卍組一味が横行し強盗、殺人、誘拐が行われていたため、老中松平伊豆守は石子伴昨に八丁堀同心衆随伴せしめ代官として赴任させた。この町の酒場萬燈屋の名代女お吉はその妖艶な容姿で男心を蕩かしていたが、この家の裏側には卍組の闘将岩森鉄馬の一味が、海賊上がりの副首領でお吉の伯父の一発屋斉兵衛と計って、地下深く財宝、奪って来た女たちをかくしていた。ある夜、酒場に飛び込んで来た、片眼狼と呼ぶ隻眼の素浪人が一発屋に見込まれて一味に加わった。代官石子伴作の督励も空しく卍組の横行はますますはげしかった。親分の右門を江戸に残して出張して来た伝六は、あばたの敬四郎、ちょんぎれ松と共に卍組の正体暴露に奔走するが、片眼狼に脅かされて縮みあがった。申すまでもなく、片眼狼、実は右門の変装で、彼は、卍組が狙う、当地に保養中の松平家の息女雪姫に懸想したと見せ、またお吉にも色よい様子を見せて恋敵の岩森鉄馬を斬り、代官所へも暴れ込んで卍組と通じる悪役人を斬った上、右門の正体を現して、財宝と女達を積んで薩摩行き用船に乗り込もうとする卍組首領の覆面をはぎとった。それは意外にもお吉であった。幼時、無実の罪で非業の死を遂げた父の恨みから代官を憎み、色仕掛けで男を集めて卍組の首領となり、伯父一発屋に操られて数々の悪事を重ねた彼女は恋慕う右門に曳かれて行った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1951年
製作国 日本
配給 新東宝=綜芸プロ
上映時間 82
カテゴリ 仁侠/時代劇
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