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「逃げだした縁談」(1957)

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3人の子供を持つ瀬戸口鉄造は、日之丸自転車の販売係長だ。娘の昌代は宣伝課の三上、昭和製菓宣伝課に勤める長男・正一はデパート店員の小島とみ江、城北大生の次男・明夫は女子大生の西条則子と3人の子供たちはそれぞれ好意を持つ相手がいた。そんなある時、鉄造に課長昇進の話がまわってきたが……。松竹大船撮影所が最も得意としたホーム・ドラマの佳作。

あらすじ

日之丸自転車の販売係長鉄造に課長の椅子が廻ってきそうになった。宣伝課の三井は鉄造の娘昌代と好意を感じあっていた。長男の正一は昭和製菓の宣伝課に勤め、デパートの店員で弟と二人暮しのとみ江と愛しあっていた。次男の城北大生明夫は安いトランペットの出物を家宝の茶釜を質に入れて買った。質札を入れた定期入れを女子大生則子らが拾い、彼らは友達になった。鉄造のゆきつけの飲み屋のおかみとよは近所の発明家を援助していた。社長の妾きわ子は正一に目をつけ、自分の妹との縁談を持ちこんだ。父が勝手にきめた見合いで、正一はわざと嫌がられるように振舞うが、逆効果だった。三上は社長令嬢のゴルフのお相手を命じられた。その後、人事異動が発表され三上の課長就任が決った。正一兄弟は彼の卑劣さを怒り、決闘しようとするが、誤解だったことが判った。課長になりそこねた鉄造は三上を見返すため、例の発明家に金を貸した。新薬の完成が間近いというのを真に受けたのだ。正一が勝手に縁談を断ったので、鉄造ととよはとみ江の下宿へどなりこんだ。が彼女の性質がとよを感心させた。例の発明家が失踪した知らせに、鉄造は鼻血を出して倒れた。彼の病臥の間、三組のカップルは将来を誓い合った。数日後、出社した鉄造に馘首が言い渡された。三上と子供達三人が父の体を心配してそれを願い出たのだった。社長は明夫の就職を約束し、三上・昌代の結婚の斡旋を申し出た。鉄造は感激して馘になった。見送る三上を後に、鉄造は始めてゆったりした足取りで、家へ向って歩きだした。−−休息へ向って。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1957年
製作国 日本
配給 松竹大船
上映時間 95
カテゴリ 人間ドラマ
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