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「トニー谷の忍術武者修業」(1956)

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草双紙を読み過ぎた質屋の伜・福太郎は、すっかり忍術の虜。自分も忍術が使えるのだと思い込み、空想のお姫様救出のために旅に出る。そして運良く悪家老に狙われるお姫様と出会い、忍術を使って悪漢たちを懲らしめるのだが、それはすべて彼を慕うお八重が細工したものだった……。トニー谷主演のファンタジック・コメディ。

あらすじ

草双紙を読みすぎた質屋“文福”の枠福太郎は、豪傑になってお姫様を救うことばかり考えていた。ある日、桃栗三念斎という老人が店先に現われ、忍術の極意書と称する怪し気な巻物を売りつけて行った。以来福太郎は忍術に凝り、思い余った家族は乳母おたけの言を入れて福太郎の忍術を本物として扱うことにした。ますます病膏肓に入った福太郎は空想と現実の見境がなくなり、姫を救うのだといって旅に出てしまった。おたけの娘で福太郎を慕うお八重は小僧の長松をつれて後を追った。「文福」の近所の長屋に住み、嬶天下と子沢山に悩む浪人石川六右衛門は福太郎旅立の話をきき、巻物を奪って出世の糸口にしようと同じく家出して後を追った。ある街道で福太郎は悪家老大仁良兵衛一味に襲われた小夜姫を救った。小夜姫は保井北佐々守の息女で、大仁は姫に横恋慕していたのである。福太郎にとっては夢と現実の一致であった。後を追って来たお八重の忠告も聞かず、姫の守護に生甲斐を感じた彼は、ともに本陣宿に泊った。その夜、石川六右衛門を交えた大仁一味が再び襲撃して来た。福太郎は忍術を使って一味を大いに悩ましたが、実は福太郎の身を案じるお八重がことごとく陰で細工をしていたのである。一同そんなこととは知らず、悪人輩は恐れて退散し、姫は福太郎の守護を受けた形となった。翌朝、姫の一行には福太郎が入り、その後にお八重と長松が続き、少しおくれて六右衛門を追って来た女房のおさとが子供を連れて歩いていた。また別の場所には大仁一味と石川六右衛門が旅を続け、かくて登場人物は、いずれも保井北佐々守の居城めがけて進んで行った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
配給 大映京都
上映時間 44
カテゴリ コメディ
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