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「モンローのような女」(1963)

30点30
1962年8月に急逝したマリリン・モンローに似た運命をたどる一人の女を主人公にした、舟橋聖一の同名の連載小説の映画化作品。17歳の少女がその美しい肉体ゆえに水着モデルとなり評判になるが、家庭的には恵まれずいや気がさして家出。やがてヌードモデルとしてやっていこうと決心するまでを描く。監督は渋谷実。主人公の少女には、松竹の公募で選ばれた真理明美が起用されている。

あらすじ

島いち子は、踏切警手を父に、精神病の母をもつ、一七才の高校生だ。が生れつきもっている素晴らしい肢体と美しい顔は、婦人科カメラマンの好餌であった。叔母お鈴が経営する店の定連である水口はまず最初に彼女にモデルを指名した。店に手伝いに来ているまさ枝の説得もあってやっといち子は、水着姿で水口のモデルとなった。どこかモンローの面影を宿すいち子の素晴しい雰囲気は写真家の評判となったが、いち子は、決してヌード写真を撮らせようとはしなかった。いち子のいとこでお鈴の息子の孝太郎は、好意をもっていたいち子のそんな行動や、母親の乱行にいやけがさし、家出をした。そんな時いち子は初めて水口と撮影旅行に出かけた。大胆なビキニ姿のいち子は、洗錬された美しさをもっていたが、水口にとって満足すべきものではなかった。ある夜、まさえの紹介で、カメラマン新庄を知った。裸を条件に二倍のギャラを出すという新庄をいち子はつきとばして飛び出した。久し振りに水口スタジオに顔を出したいち子は、すでに新しいモデルに夢中な水口を見て、裸になろうと決心した。毎日深酒に酔いしれる父と、精神病院から抜けだし殺傷事件を起した母、そんな中でいち子のゆく所は水口スタジオしかなかった。「脱ぐわ。今度こそ、今日から新しい島いち子の誕生よ!」恥じらいのうちに、いち子の顔には、男の目に裸身をさらす愉悦が走った。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1963年
製作国 日本
配給 松竹大船
上映時間 96
カテゴリ 青春ドラマ
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