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「ますらを派出夫会」(1956)

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商売繁盛の“ますらを派出夫会“で働く“派出夫“たちの活躍でお得意さんが減り、巻き返しを図る“なでしこ派出婦会“。その顧客争奪合戦をコミカルに描いた作品。第1部「ますらを派出夫会」と第2部「お供は辛いねの巻」の2部構成。

あらすじ

第一部・ますらを派出夫会−−ますらを派出夫会という男性側の商売敵が出来たために「なでしこ派出婦会」ではお得意が減る始末。あわてた副理事長のたま子は理事長である夫の古井を抗議させるためにますらを派出夫会にさし向けた。古井をお得意とまちがえたますらを派出夫会の会長江川あらし女史にいろいろ会の内容を説明され、古井はすっかり感心してしまった。亀山寅造の家では派出夫の熊本を帰し、そのあとに品川を入れた。品川は主人の寅造を押売りとまちがえたり、娘の絹子にいいよったりして首になった。その後に行ったのは、もと絹子の恋人であった間貫二であった。貫二は絹子が金田と婚約しているのを知り奮然として飛び出してしまった。金田はペテン師で寅造をだましてウラニウムの会社を作らせていた。派出夫会では副会長の江川健太を亀山家に派すことになった。健太は流石に副会長の貫録を示してよく働いた。寅造と健太が意気投合して酒をくみ交した夜、寅造の会社が金田の財産持逃げにより潰れたという報が入った。亀山家は急に貧乏になり、寅造は妻のそのと娘の絹子を田舎にやり、自分は東京に残って働く決心をした。彼は健太のいる派出夫会に入ることにした。 第二部・お供は辛いねの巻−−激しい訓練の後にどうやら一人前の派出夫となった寅造は三文文士の北見の家に派出された。着る着物もない程貧乏な北見は寅造の服をかりて原稿売込みに出かけたが売れず、思いあまって彼もまた「ますらを派出夫会」に入った。ある日「なでしこ派出婦会」の古井たま子が現われ一人雇いたいといった。しかし派出婦会の副理事が派出夫を雇ったとあっては世間へのきこえも如何かと思われるので、結局寅造が女装をして行くことになった。たま子の家には娘の街子が大阪から子供をつれて来ていた。寅造はまめまめしく街子につかえたが、あまりサービス精神を発揮しすぎ病気になって入院してしまった。その代りに古井家に行ったのはひどく心臓の強い北見であった。病院に入った寅造はそこで看護婦となって働いている娘の絹子に会った。やがて退院した寅造は見込まれて再び古井家に戻った。ある日、古井家に米のかつぎ屋になった細君のそのが現われた。寅造はそのの手をとって涙にかきくれた。たま子の好意でそのが古井家に泊った夜、健太副会長が家出をしたという通知がもたらされた。会長である女房あらし女史の虐待に耐えかねた健太は部下の派出夫達をつれ、寅造を尋ねて古井家に現われた。あらし女史も現われ、たま子と手を結んであわや男性対女性間に血の雨が降るかと見えたが、寅造とそのの夫婦愛を見た一同は和解した。やがて「ますらを派出夫会」は大阪に支部を設けることになり支部長に任命された寅造はそのと二人で任地に出発した。絹子は貫二と結ばれた。優秀な派出夫であった貫二は良き良人となることであろう。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1956年
製作国 日本
配給 東京映画
上映時間 55
カテゴリ コメディ
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