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「花嫁は十五才」(1964)

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熊本から東京に出て来た17歳のむく太は、父親と二人暮らしの15歳の女子高校生、弘子と出会う。お互いに惹かれているのにそっけない態度をとる二人。そんなある日、弘子の父が死んでしまう。むく太と弘子は結婚して一緒に住もうとするが、二人の年齢では法律上結婚できない。仕方なく、アパートで同棲を始めるが……。二人の純粋な愛と情熱を、当時の人気コンビ、和泉雅子・山内賢の主演で描く青春ドラマ。江崎実生の監督デビュー作でもある。

あらすじ

片山むく太は、工場へ勤めたい一心で、家をとびだして上京した。しかし学歴も身よりもないむく太に職は見つからなかった。そんな時、むく太は女学生、弘子と知り合い、その若々しい美しさに魅かれていった。やがて、むく太は、大川牛乳店に住込みとして就職し、弘子に会うのを楽しみに元気よく働いた。弘子は、むく太の無鉄砲さをもてあましながらも、彼との間には淡い恋が茅ばえていった。そんな頃、弘子の父が、銀行強盗に撃たれて死んだ。一人ぼっちになった弘子は、社宅を追い出され、銀行員、井神の世話でアパートへ引っ越した、弘子を愛する井神は、この機会にむく太と弘子を引き離そうとしてむく太の前で、弘子にいやがらせをした。興奮したむく太は、井神をなぐりつけ、激しく弘子に結婚をせまった。弘子も、むく太の心がうれしかった。二人は周囲の思惑をよそに、強引に、神社で結婚式をあげてしまった。何もわけのわからぬまま二人のアパート生活が始った。しかし寝床は別々であった。二人はねむれぬ夜を過した。翌朝、大家の忠告で、二人は区役所へ結婚届を出しに行った。しかし、むく太は十七歳、弘子は十五歳、法律的には、二人の結婚は認めてもらえなかった。二人が同棲している噂は弘子の学校にも拡がり、校長から呼び出しを受けた弘子は、「赤ちゃんが生れるかも知れないんです」と精一杯の虚勢を張った。もはや誰も、二人の仲をさく事は出来なかった。むく太と弘子は、お互いに、愛情を確かめ合い平和な家庭をゆめ見て、大人の世界へ一歩一歩近づこうと努力するのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1964年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 79
カテゴリ 青春ドラマ
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