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「ストロベリーロード」(1991)

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1960年代のベトナム戦争に揺れ動くアメリカ・カリフォルニア州を舞台に、広大ないちご畑にアメリカン・ドリームを託し、渡米した日本人の兄弟・久と明。二人は葛藤しながらも、それぞれ恋をし、様々な人たちと出会っていく……。第20回大宅荘一ノンフィクション賞を受賞した石川好原作の映画化。

あらすじ

世界中がベトナム戦争に揺らいでいた時、カリフォルニアの日系人フランク町田の大農場では、多くの不法就労のメキシコ人や日本人の働く姿があった。その中の一人、久も日本からアメリカンドリームをつかむためやって来た青年だった。厳しい暑さと激しい労働に追われる日々、寂しさと孤独に悩み結婚した久だったが、そのアメリカ人の妻は一緒に農場で暮らすことが出来ずに去って行った。再び孤独に襲われた久は、弟の明を日本から呼び寄せ、日々の労働を続けて行った。その努力が認められ、ついに自分の土地を手に入れた久は、荒れ地に大きな未来を託して開拓する。しかし、若い明は同じように土地を見出すことが出来なかった。それはかつて彼らと同じようにこの土地にやってきて孤独だけを手に入れた老人、次から次へと仕事を求めて毛布ひとつを財産に渡り歩くブランケットマンの姿に不安を感じていたからであった。ある日、孤独な老人に生き別れの弟との再会が突然訪れるが、長い年月は弟の日本語の記憶を奪い去っていた。カタコトの日本語で共に暮らすことを望む弟だったが、老人はこのままの生活を望むのだった。一方、開拓を続ける久のもとへ、同郷の友・秋子がイタリア人の娘・シルバーナを伴って訪れた。そして久とシルバーナの間に恋が芽生えたころ、明も年上の日本人女性・尚子に出会う。移民局の妨害や、気まぐれな天候に苦しめられながらもたくましく育っていくいちごのように、アメリカン・ファーマーとして力強く成長していく久と愛を知り、別れを知り、一歩ずつ大人の階段を上っていく明。そして、人種差別や戦争の忘れ難い記憶を持つ周囲の人々の祝福を受けて結婚を誓い合う久とシルバーナ。太陽の輝きを受けたストロベリーロードはそんな二人を迎えるかのように暖かく続くのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1991年
製作国 日本
配給 フジテレビジョン=東京宝映テレビ
上映時間 117
カテゴリ 人間ドラマ
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