

【重要】システム障害発生につきまして
20点
「鮮血の手型」(1950)

同年『東京キッド』をヒットさせた直後の天才少女歌手・美空ひばりが主演した、娯楽時代劇。ある日、浪人・塙左近は、流しの姉妹が武士たちに襲われているのを助け、妹のみどりを家に連れ帰る。その日から、細川家の江戸屋敷で連続殺人が発生。八丁掘では、その犯人を左近だと思うが……。当初、阪東妻三郎主演作として企画されたが、彼が病気になり、主役が交代した。ビデオタイトルは「左近捕物帳」
あらすじ
塙左近は大江戸の盛場で近頃顔を売っている浪人者だったが、絶対に刀を抜かないことと人前で肌を脱がないことでも有名であった。ある夜流しの姉妹が覆面武士たちに囲まれているのを助け、姉は見失ったが、妹みどりを家へ連れ帰った。その夜以来細川家の江戸屋敷では次々と家臣が殺され、常にその現場には大きな鮮血の手型が残されてあった。八丁堀同心黒部三十郎は左近を犯人と思い込み、つけまわしていたが、禁制のキリシタン宗徒をさぐる女間諜お吟も、左近に近づいていた。みどりの姉おけいは、ある日ひょっこり姿を現し、みどりと一緒にずうずうしく左近の家に居ついてしまったが、あることから、左近はおけいが細川家の殺人犯人であると知り、同時に、みどりが緑丸という細川家の正嗣であるにも拘らず、悪臣共に退けられ殺されそうになったのをおけいが救い出して逃げたことや、その復讐としておけいが悪臣共を手にかけていたことを知った。細川家のお家騒動はついにお上によって正しき裁きが与えられ、緑丸は晴れて国元へ帰還した。キリシタンである左近は、殺人の罪はたとえ動機がどうであっても神の正しき裁きを受けるべきだとおけいに説いて聞かせるのであった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 | 1950年 |
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製作国 | 日本 |
配給 | 松竹京都 |
上映時間 | 91分 |
カテゴリ | 仁侠/時代劇 |
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