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「続 サラリーマン清水港」(1962)

70点70
ライバル・黒駒醸造に都市対抗野球で負けた清水屋。ヤケ酒の長五郎社長は飲み屋でもケンカ。そのうえ、倒産寸前の神戸屋への融資まで引き受けてしまう。神戸屋乗っ取りをたくらむのがあの黒駒なのだ。

あらすじ

酒造会社「清水屋」は、宿敵「黒駒醸造」と都市対抗野球の予選を争ったが、逆転敗けを喰ってしまった。社長の長五郎、監督の大柾専務、応援団長の松太郎課長、工場長の小政らは、その夜、酒蔵「三州屋」でヤケ酒を呷ったが、清水屋の特級酒「次郎長正宗」がおいてないことから、主人の吉良仁吉と長五郎は大喧嘩。フンマンやるかたない長五郎は河岸を変えて飲みに行ったバー・バタフライで、「神戸屋」の若主人長吉とばったり。おまけに、日頃から思いをかけていたバタフライのマダム千代子と婚約したと聞いてがっくりきてしまった。そのうえ倒産寸前の神戸屋への融資まで頼まれるしまつ。地元安濃徳銀行への返済金が五千万、しかも、頭取の安濃を抱きこんで、神戸屋乗っ取りを企むのか黒駒醸造ときいて、長五郎は長吉を助けることにした。だが、翌朝、清水屋は大騒ぎ。折からの集中豪雨で清水の工場が水びたしという突発事故だった。復興作業にあらかた資金をはたいてしまった長五郎は、神戸屋救済まで手がまわらなくなってしまった。残るは安濃徳との直接交渉で返済期日を延ばせる手段が一つ。長五郎と松太郎は関西へ飛んだ。神戸屋に二人がついた時、三州屋の仁吉が後を追って来た。その五千万をアッシが出そうというのである。長五郎はそれを断って安濃との会見に出かけていった。宿の松太郎は元気がない。妙子の恋も追分にとられてしまうし、都田の吉兵衛の娘京子とのデートも、重なる事故で空ぶりばかりだからだ。しかし、そこへ京子が松太郎をたずねて来た。夢かと喜ぶ松太郎、その上、京子の叔父が仁吉というのだ。松太郎は一計をたてた。その晩、交渉不成功に終ってがっかりする長五郎に、石松はよろしくと仁吉に頭を下げて下さいと頼みこんだ。言われる通りに頭を下げた長五郎の前に、仁吉は五千万円の小切手をさし出した。すべては松太郎、京子が仕組んだ策略だった。翌朝、神戸屋に調印を迫る黒駒と安濃の鼻先に長五郎は逆転の小切手を叩きつけて勝負を決めたのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1962年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 90
カテゴリ 人間ドラマ
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