閉じるボタン

「母山彦」(1952)

0点--
三益愛子お得意の“母もの“映画。3人の子供を女手一つで育てた母・おはま。だが末娘の家出を期に不幸が家族を見舞う。小学校の教師となった長女は遠足で生徒を溺死させ、ボクサーとして将来を嘱望された長男は大事な試合に負けたあげく酒に酔って警察に連行され……。母の苦労を描くこのシリーズは人気を博した。

あらすじ

おはまの夫庄三郎は伸一、圭子、洋子の三人をかばおうとして事故で死んだ。爾来おはまは苦闘十年、子供の成長をたのしみに生きて来た。伸一はボクサーに、圭子は小学校の先生に、洋子は踊子にそれぞれの生活を見出すようになった。しかしこれでおはまの苦労がなくなったわけではない。洋子が新興財閥の垣内家の次男と結婚したいといい、釣合わぬ縁だと反対されると家出をしてしまった。気の優しい圭子は、学校の遠足の帰途、船が転覆して生徒が四人溺死し、圭子は行方不明になった。しかし数日後圭子はやせ衰えて帰って来た。自責の念から自殺を思ってさまよっていたのだった。同僚岡見先生の親切なすすめで圭子は自首しやがて許されて帰って来た。拳闘界で人気の出た伸一も迷走神経をすっかりやられていて、大切なタイトル・マッチにみじめな敗北をし、やけ酒に酔ったあげく修を傷つけ警察へ連行された。伸一の恋人里枝は既に彼の子を宿しているという。おはまは彼女を自分の許に引取ってやった。しかしおはまはそれでも子供たちを信じ、いつかみんなに幸福の日のおとずれることを信じているのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1952年
製作国 日本
配給 大映東京
上映時間 100
カテゴリ 人間ドラマ
チケット 前売りチケットを購入する