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「たん子たん吉珍道中」(1954)

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家康公からの大事な下り品である茶壷を無事江戸に届けなければならない白菊姫は、途中の山道で2匹の仔狸を助ける。仔狸は命の恩人のために茶壷を守ってあげようと決心、たん子たん吉という人間の姿に化けた。そのころ江戸では家老たちが殿に陰謀を持ちかけていた。子役・松島トモ子がその魅力を十二分に発揮する、民放人気番組の映画化。

あらすじ

のどかな街道を江戸へ向って二つの駕篭がゆれて行く。前の駕篭には白菊姫、お供に乳母お玉、腰元等。後の駕篭には茶壷がたった一つ乗せてある。これは家康公からの大事な下賜品であるが、これを白菊姫が無事に江戸までとどけなければならない。とある山径で二匹の仔狸が悪童たちに虐められていたので、姫は人情にもろく助けてやった。ところがこの仔狸たちは、悪家老影山権十郎の命を受けた腹黒い悪者達が、泥棒の親分杢兵衛とその子分らを使って、この茶壷を奪い取ろうという相談をしているのを偶然ききつけたので、命の恩人姫のために茶壷を守ってあげようと決心した。所が姫が若殿藤四郎と鎮守の森ヘアベック散歩に行って、一寸藤四郎のいない間に、悪者達に掴まえられ、、姫は仔狸たちの化けた姿であるたん子たん吉の活躍で救われたものの、その隙に茶壷が盗まれてしまった。藤四郎と共に、たん子たん吉は茶壷を探し歩き、結局たん吉の気転でそれを取りかえすことができた。その頃、江戸の父君が首を長くして茶壷を待っているということを知った姫は、伝令にたん吉を出発させたが、鯛に化けてうまく屋敷に入り込んだたん吉は、殿に家老の影山、田畑が陰謀を持っていて白菊姫の腹ちがいの妹朱姫を跡目相続に立て殿を毒殺して五十万石をのっとろうと企てていることを告げる。そこで一計を案じ、たん吉は殿の遺言状に化けたが、見破られて悪人共に狙い打ちされて苦境に立つ。一方、姫と若殿、たん子の三人は、明日迄に茶壷を殿にとどけなければ、殿が将軍家に顔が立たぬというので、道を急ぐが途中で悪者たちに妨げられている。たん吉はその頃海野桃十郎という浪人者に助けられたが、たん子とテレビで連絡をとって事情を知り、海野に助太刀を頼んだ。海野桃十郎は悪人共を斬りまくり、斯くして茶壷は無事に殿の許にとどけられた。その晩は綺麗なお月夜だった。たん子たん吉は楽しげに踊り、六十万石となった殿の跡取りとなった姫は藤四郎とラヴシーンの最中である。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1954年
製作国 日本
配給 新東宝
上映時間 125
カテゴリ ファミリー
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