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「母〈1988年〉」(1988)

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東北のある農村を舞台に、人一倍子煩悩な母親が夫の突然の事故から母であることを棄て、看病と野良仕事に追われていく様を末娘の目を通して描いた感動的な人間ドラマ。「どですかでん」以来17年振りにスクリーンにカムバックした吉村実子が母親役を熱演。

あらすじ

昭和30年、秋。東北のある村で農業を営んでいた磯村久一郎は、祭りに参加した際騎馬戦で落馬し、半身不随になってしまった。磯村には妻と5人の子供がいたが、この事故をきっかけに生活は激変した。母が夫の看病に専念するために、母親であることを放棄したのである。子供たちは勉強以外の家事−−炊事、洗濯、掃除なども自分たちでしなければならなくなった。幼い子供たちは母を憎み、父を恨んだ。そして、「父を殺せば、母はまた自分たちの母に戻ってくれる」とも老えたが、過酷な運命に絶えて頑張り続けた。やがて15年が経ち、子供たちはそれぞれ就職や結婚をし、独立して生計を立てていた。末っ子の久子もようやく隣村の青年と結婚することになり、式の当日、家に立ち寄った。そこで久子は母が全身麻痺となった父に、口移しで食事をさせている姿を目撃し、感動とショックを覚えるのだった。それからさらに13年後、父は息を引きとった。そして、生まれてから一度も村を出たことのなかった母は、ニューヨーク旅行へ出かけ、自由の女神像や摩天楼を見物した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1988年
製作国 日本
配給 松竹=キネマ東京=ビッグバン
上映時間 75
カテゴリ 人間ドラマ
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