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「伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇」(1982)

55点55
人類が宇宙に植民した未来、ソロ星へ植民した人々は、そこに調査に訪れた異星人バッフ・クランとの間に生じた誤解から交戦することになってしまう。ユウキ・コスモら若者たちは、発掘した第6文明人の宇宙船と巨大ロボットを使って宇宙へ逃れるが、それには伝説の無限エネルギー“イデ“が秘められていた。イデを探していたバッフ・クランは全軍をあげて宇宙船を追い、ここにイデをエネルギーとする巨大ロボット・イデオンと、全銀河に及ぶバッフ・クラン宇宙軍との、宇宙の存亡を懸けた戦いが開始された……。日本のアニメ作品中でも空前のスケールを誇る問題作。TVシリーズの第1〜34話をダイジェストした「接触篇」と、劇場用新作の完結篇「発動篇」が併映公開された。全宇宙的規模の戦いのなかに、宗教的世界観をもって人間の“生“を問おうとした離れ技は、実写、SFX作品を射程に入れても、他に類を見ない試みであった。

あらすじ

ソロ星衛星軌道をバッフ・クラン星人を乗せた宇宙船が周回していた。ソロ星は近年地球からの移民が続いている星だった。宇宙船から、バッフ・クランの軍総司ドバの娘カララを乗せて小型機が下降、指揮官のギジェは部下達に彼女をつれ戻すように命令する。二機が攻撃を浴びたことにより、戦いが始まった。ソロ星のコスモ、デク、カーシャ、シェリル、ベスたちは遺跡にあった三台の機械が自ら変形し、ひとつになり、巨大なロボット、イデオンの姿になったことを知った。バッフ・クランたちはこの巨大な姿に無限の力−−イデの存在を感じた。戦いは激化してゆき、遺跡であったはずの宇宙船がソロシップとなって、イデオンを乗せて上昇しはじめた。異星人と発覚しつつもカララは仲間と溶け込んでいった。カララの姉ハルルの乗る宇宙船やドバ軍総司の部下ダラムたちの船が接近し、イデオンに集中砲火を加えた。肉迫戦となり、コスモは深い傷を負いまどろみの中でイデと対話したのだ。ソロシップは果てしない逃亡を続けた。バッフ・クランは執拗に追い続けた。コスモは愛する少女キッチンを失い、ギジェもまたシェリルを残して死んでいった。イデはカララとジョリバをテレポートさせ和平への最後のチャンスを与えようとした。ドバはカララの説得も聞かず、イデのバリアーでかろうじて死地を逃れた。多くの流星がソロシップのいる空域から打ち出され、地球とバッフ・クランを滅ぼした。ソロシップに突入したハルルの銃弾によって妹カララは倒れた。もはや戦いは人の意地と憎しみだけで続いていた。カララの胎内には子どもが宿り、誰ということなくメシアと呼ばれた。彼女から発した暖かい光は敵味方を問わず、戦士たちに拡がり「私たちはなぜ生きてきたのか!」とコスモたちの心を悲しみと怒りが貫いた。イデオンとソロシップの前に、巨大な最終兵器ガンドロワの姿が現われた。ビームが一条の光の奔流となってソロシップに、イデオンに、そしてバッフ・クランの攻撃隊にぶつかった。ソロシップの中にも、息のある者はほとんどいなかった。そしてイデオンもまた、ガンドロワをイデオンソードで断ち切った瞬間、その白熱の光の中にバラバラに分解されていった。深い闇と星の光の中に、今、新しい光が無数に生まれた。光はギジェでありシェリルであり、ドバやハルルたちの形をしていた。彼らはメシアとともに旅立とうとしていた。光の群は小さな惑星に降って消えていった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1982年
製作国 日本
配給 日本サンライズ
上映時間 183
カテゴリ SF
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