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「公式長編記録映画 日本万国博」(1971)

【DVD発売中】

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傑作「東京オリンピック」と並ぶ一大ドキュメンタリー・フィルム。昭和の歴史に残るイベントを、3時間近い時間で撮り上げた大作だ。“人類の進歩と調和“をテーマに、大阪・吹田の千里丘陵で1970年3月から9月まで開催された歴史的イベントの全容を収める。画家の故・岡本太郎がデザインを手掛けた“太陽の塔“や“月の石“ほか見どころ満載。

あらすじ

開会式における厳粛な儀式から、華やかなお祭りに転調する鮮やかな色彩。建築オリンピックといれるほど、アイデアと尖端の技術が生かされたパビリオンの群れ。万博参加では大先輩のイギリスをはじめとするヨーロッパ諸国のパビリオン。スカンジナビアの国々の古い文化。そしてアメリカと人気を二分したソ連館の威容。つめかける大群集とパビリオンと華やかな花まつり、象まつり、民族舞踊、サーカスに至るまでが、肌の色、瞳の色、話し言葉の違う人達の親しい触れ合いを増し、万博ムードを盛上げる。アフリカの夜明けを体当りで表現する爆発的踊りで会場の人気をさらったアフリカの若い国々。南アジアの大国インドは世界で34頭目の白い虎と礼宮の劇的交歓で話題になった。オセアニアのニュージーランドは、めん羊の丸刈り実演で妙技を示す。ラテンアメリカは、ブラジルが日本人移民50万の消息を伝える。アルゼンチンのタンゴと、情熱的な瞳のホステスは人気の的になった。アングロアメリカの国々では、アメリカ館に長蛇の列が続く。たとえば何時間待とうとも、宇宙コーナーの“月の石”を、この眼で見ようと群集の会話が生々しい。日本の企業館は、全天スクリーンのみどり館が、未来の映像革命に挑む。三菱未来館の空中都市、海底都市も、もはやおとぎ話ではない。サンヨー館の人間洗濯機、松下館のタイムカプセルは人類の未来の夢を描く。美術館、日本庭園、そして日本館には万博のテーマ“人類の進歩と調和”が日本と日本人自身に問いかける。国連館でウ・タント事務総長が平和の鐘を打つ、閉会の日。早春の雪景色から桜が咲き、新緑から盛夏へ、更に爽涼の秋まで、カメラは会場の全スケジュールを撮影し、百を超えるパビリオンと、人類の未来にかける希望をこめて、大阪千里丘陵に築いた、国境のない小さな世界は幻のように消えた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1971年
製作国 日本
配給 ニュース映画製作者連盟=日本万国博覧会協会
上映時間 173
カテゴリ ドキュメント
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