閉じるボタン

「走らなあかん 夜明けまで」(1995)

60点60
東京者のサラリーマンが大阪という異文化に遭遇しながら、盗まれた鞄を巡ってヤクザと対立する姿を描いたハードボイルド。出張で初めて大阪にやって来た食品会社のサラリーマン・坂田勇吉は、通天閣で企業秘密の新製品が入ったアタッシュケースを何者かに盗まれ大あわて。翌日の会議までに取り戻さなければならず、土地勘のない生粋の東京者の坂田はひたすら大阪を奔走する。やがてケースを盗んだのはヤクザだと分かり、さらに唯一の頼みの綱だったホステスの真弓まで人質にとられてしまうのだった……。

あらすじ

食品会社に勤める普通のサラリーマンの坂田勇吉は、新製品の極秘資料の入ったアタッシュケースを手に、大阪支社へ出張にやってきた。ところが、観光気分で通天閣を見物していた坂田は、ふとした隙にケースを置き引きされてしまう。あてもなく大阪の街を探し歩いた坂田は、たまたま入った飲み屋で置き引きの犯人・橋崎を見つけ、その男からケースが大山三治という運び屋に渡ったことを知った。坂田は三治の幼なじみのホステス・真弓に案内されて三治と会うが、ケースはすでに堀川組というヤクザの手に渡っていた。坂田はケースを取り違えられて、ヤクザの取引に巻き込まれたのだった。事情を知った堀川組の組長は真弓を人質に取って、取引の金を持ち逃げした千波会の富田から、夜明けまでに金を取り返してくるよう坂田に命じる。三治とふたりで正面から富田にぶつかった坂田は、さんざん叩きのめされて退散し、真弓の昔の恋人で今は焼肉屋をしている金倉に助けを求めた。金倉はカタギだが大阪のケンカチャンピオンと言われた男で、三治も一目置く存在だった。富田から金が兄貴分の秋津に渡ったことを聞きだした金倉は、秋津と話をつけようとするが、逆に撃たれて重傷を負う。秋津を追った坂田は、サウナで秋津が眠りこけている隙に金の入ったケースを奪い、堀川のもとへ急いだ。組員たちは金を受け取ると、約束を無視して坂田を取り押さえたが、堀川はそれを止めさせ、真弓を解放してケースも返してやるのだった。すっかり夜も明けたころ、無事に警察に保護された坂田と真弓は、パトカーの中で笑顔で見つめ合っていた。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1995年
製作国 日本
配給 グランプリエクセレント=よみうりテレビ
上映時間 108
カテゴリ サスペンス/ミステリー
チケット 前売りチケットを購入する