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「鉄拳」(1990)

【DVD発売中】

68点68
「どついたるねん」で劇場用映画に鮮烈なデビューを飾った、阪本順治監督の第2作。今回もボクサーの再起に懸ける日々を描いている。高知県大正町、ここでボクシングジムのオーナーをしている中本誠次は、少年院上がりの後藤明夫という素材を見つける。明夫は快進撃を続けるが、ある時交通事故で右の拳を潰してしまい……。クライマックスは、まるで香港のカンフー映画のよう。菅原文太が、中本役を楽しんで演じている。

あらすじ

代々の林業を営む誠次は家業を専務の筒井に任せっきりで、ボクシングジムのオーナーをやっていた。ある日、ふとしたことから少年院上がりの明夫と知り合った誠次は、彼のボクサーとしての素質を見つける。恋人の君子に見守られながら明夫は破竹の快進撃を見せるが、有頂天気味の明夫は交通事故を起こしてしまい、ボクサーの命である右拳を負傷してしまう。明夫は行方不明となり、誠次もすべてを失ってしまい無気力な日々を送る。だが、偶然義手をつけた和紙職人・滝浦と出会った誠次は彼を見て明夫の復活の予兆を感じる。そして誠次は明夫と再会し、滝浦の義手を作った池田医師によって、彼の右手は生まれ変わるのだった。こうして“鉄拳”をもった明夫は誠次や君子やトレーナー・長井にささえられながらリハビリとトレーニングに集中する。だがそんな時、滝浦が身体障害者に異常な冷酷さを見せる平岡を中心とする謎の集団に襲われ、誠次の目前で殺されてしまう。怒りに燃える誠次は滝浦の復讐をとげるため単身で平岡達のところへ殴り込みに行く。それは明夫の復帰戦当日のことだった。平岡と激突する誠次、しかし人数的にも誠次には不利な戦いだった。そんな危うい時、明夫が試合をすっぽかして駆けつけてきた。そして二人は死斗の末、平岡を倒すのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1990年
製作国 日本
配給 荒戸源次郎事務所
上映時間 128
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