閉じるボタン
【重要】システム障害発生につきまして

「大失恋。」(1994)

【DVD発売中】

60点60

あらすじ

「ダブルデートの話」佳江は、ライヴ活動に夢中のドラマー・浩二と恋愛中だが、気持ちが離れつつあるような感触を持っていた。ある日、佳江はバイト先の友人・恵美に、彼女の年上の彼氏・達也とのダブルデートを提案する。アミューズメントパークでのデートの間、オトナの達也に一目惚れした佳江は、彼を独り占めにしてしまう。残された恵美は、達也との仲がギクシャクし始めていたこともあり、浩二とホテルで結ばれてしまった。そうとは知らない佳江は恵美にもう一度ダブルデートを提案するが、当日、達也と別れてしまったらしい恵美は一人で現れた。楽しそうに遊ぶ恵美と浩二を横目で見ながら、いっぺんにブルーになってしまった佳江は、恵美のバッグから恵美と浩二の仲睦まじいホテルでの写真を見つけてしまった。だがバレンタインの夜、2周年を迎えたアミューズメントパークのオールナイト・フェスティバルの花火を見ながら、佳江と浩二は自分たちの子供っぽい関係を反省して仲直りするのだった。 「お見合いの話」アミューズメントパークの企画管理部に勤める真由美は、妻子持ちの藤川という男と不倫の関係にあった。藤川は離婚寸前だが、次の日曜日には妻の杏子と娘の綾が彼に会いに来るという。真由美は見合いの相手・村山に自分の仕事場を見せると偽って、妻子を連れてパークに遊びにやって来た藤川の親子水入らずの様子を伺っていた。ところが、突然藤川がめまいを訴えて倒れてしまい、医者である村山は藤川の様子を診て自分の病院へ運ぶ。村山に今度は自分の仕事場を見て欲しいと連れて来られた真由美は、藤川が進行の早い悪性癌に冒されていると聞いてショックを受けた。真由美は藤川との関係を村山に告白して、自分の勝手さを詫びる。村山はそんな真由美も受け入れ、真由美も藤川に自分の幸せな結婚を見てもらいたいと村山に交際を申し込むが、そんな矢先の藤川の死のショックで村山との結婚を断念。村山もそれを受け入れることにした。 「典子と男たちの話」典子はいろんな男性とアミューズメントパークにデートにやって来るのだが、相手の男と上手くかみ合った試しがない。サッカー青年の松村とは典子の運動音痴が祟った。ヤンエグCMディレクターの倉本やミュージシャン青年の川合は体だけが目的の男だった。大観覧車の係員・洋介は、そんな典子の決して幸せとは思えない様子を見つめていた。バレンタインの夜、一人でやって来た典子に洋介は声をかける。意外な展開に動揺する典子だが、初めて本当の愛を掴めそうな予感に胸が震えるのだった。 「結婚詐欺の話」美智子は、アミューズメントパークでのデート中に、君彦から突然のプロポーズを受け、ビックリしてしまった。二人は早速ホテルの式場を予約するが、実は君彦の正体は結婚詐欺師だった。女性側に式場の予約金を言葉巧みに払わせ、後日破談になったからと言って一人でキャンセルしに行き、その金を頂戴してしまうとういう手口で、これまでも何人もの女性を騙してきたのだ。しかし、今回は幸せそうな美智子の表情を見て、君彦も心の奥底で気持ちが揺らぎつつあった。実は美智子は君彦を逮捕するために囮捜査をしていた女刑事だった。まんまと罠に嵌まって連行される君彦の後ろ姿を見ながら、美智子も胸の痛みを感じている自分に気づいていた。 「誘拐の話」ストップウォッチを片手に熱心に観覧車の時間を計っている純は、恋人を車の事故で失ったという暗い過去を持っている。事件は犯人が議員秘書であったことから揉み消されてしまっていた。犯人の野々村に復讐を誓った純は、野々村の愛娘・絵里の誘拐を画策し、完全犯罪遂行のためにアミューズメントパークに下見に来ていたのだ。いよいよ計画実行の日、絵里をナンパして連れ出した純は、乗り物に弱かったためにフラフラになり計画がバレてしまうが、意外なことに絵里が純の計画に協力すると言い出し、二人は計画を実行する。野々村や警察とカー・チェイスを繰り広げた末、二人は大金をせしめることに成功するのだった。 「ゲームの話」京都映画のゲーム開発部に異動になった柳田は、部下と一緒にアミューズメントパーク内にあるゲームセンターでシューティング・ゲームを体験する。初めは小馬鹿にしていた柳田だがコンパニオンの奈美の演技にもつられ、どんどんのめり込んでいくのだった。チャンピオン大会で宿敵・丸山を倒して優勝した柳田は、奈美をデートに誘う。いい雰囲気になった柳田は愛を告白しようとするが、奈美はゲームに熱中する人って苦手と相手にしてくれなかった。 「待ち合わせの話」恋人に待ちぼうけを食らわされた麻美は、アミューズメントパークで明夫にナンパされた。強引な彼の行動に最初は素直になれなかった麻美も、次第に打ち解け合い、もしバレンタインデーまでに恋人が出来なかったらもう一度ここで会おうという約束をして別れた。やがてバレンタインの夜、二人は互いの存在に気づいたものの、既に明夫の乗った遊覧船が港を離れてしまって、ちゃんとした再会を果たすことは適わなかった。しかし二人の胸中にはまた会えるという確信があった。 「占い師の話」アミューズメントパークの占いコーナーで仕事の採用が決まった芳明は、帰り道に擦れ違いざまぶつかった真紀から痴漢呼ばわりされる。ムッとする芳明だったが、内心では真紀に魅かれていた。後日、その真紀が客として芳明の所へやって来る。コスチュームを纏った芳明のことに気づかないのにつけこみ、芳明は真紀に道で体が触れ合った男こそが運命の男だと占い、彼女の身辺をわざとウロウロしてみせるのだった。真紀もだんだんと芳明に心を開いていくが、彼女の本当の気持ちは“占い師”に傾いていた。占い師に愛を告げようと占いコーナーを訪れた真紀は、彼がそこをやめてしまったことを知って愕然とする。傷心の思いで帰る彼女に、似顔絵コーナーの絵描き・瀬川が占い師の似顔絵を渡してきた。その紙の裏面には芳明の顔が描かれており、真紀は占い師が誰だったのか初めて気づくのだった。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1994年
製作国 日本
配給 東映=東北新社=東映ビデオ
上映時間 103
チケット 前売りチケットを購入する